第弐話

ここは果て無き宇宙。
ヒーローガーデンははるか遠くに。

第弐話ー対戦

カルル｢宇宙って息できるんだ、てっきり宇宙服がないと死ぬかと思ってた｣
レオ｢俺たち特殊な生物だからじゃないの｣
シャド｢チャオは不思議だな｣
ネオス｢影もね｣
シャド｢まぁ・・・｣

宇宙を突っ切っているカルル達

カルル｢いや～時間かかるな｣
レオ｢まぁ後20分ぐらいだな｣
シャド｢どういうスピードだよ、普通何光年もかかるぞ｣
ネオス｢まぁ特別に改良してあるんだろう｣
メロン｢ぁ・・・寝てた｣
カルル｢よく落ちなかったな？オイ！｣
メロン｢運転技術はすごいんだよﾒﾛﾝ｣
レオ｢ある意味・・・｣

・・・・20分後

レオ｢そろそろ着陸｣
カルル｢よし上陸するぜー｣

・・・・無事着陸・・・・
カルル｢ミステリーサークル作ろうか｣
レオ｢俺たち宇宙人じゃないよ｣
ネオス｢取りあえず中心街は何処だ｣
カルル｢東だね｣
ネオス｢勘だろ｣
カルル｢ご飯が匂うのです｣
メロン｢今回は起きてたぞﾒﾛﾝ｣

東に歩く歩く歩く・・・・

カルル｢到着！！！｣
レオ｢案外あてになるもんだね｣
シャド｢珍しく・・・｣

門番｢ここはひーろーがーでんの中心的な国です｣
カルル｢名前は？｣
門番｢クラムと言いますよ｣
レオ｢へぇ別にどうでもいいけどさ｣
門番｢・・・｣
ネオス｢機嫌悪くしちゃったね｣
門番｢まぁそれはいいとして旅のお方ですか｣
メロン｢観光客｣
門番｢嘘をつかないでください｣
シャド｢旅の人って言えば旅の人だよな｣
門番｢分かりました｣
門番｢言っておきますが犯罪はやめてくださいね｣
カルル｢なんで？｣
門番｢当たり前じゃないですか｣
カルル｢するとどうなる？｣
門番｢軽い刑でも牢獄にぶち込まれますね。重いと即死刑ですよ｣
メロン｢恐ろしいねﾒﾛﾝ｣
門番｢まぁそれだけはお気をつけて｣

さて、国に入ったカルル達

・・そのころ・・

アストロ｢暇だなー｣
？？？｢いやぁ確かに｣
アストロ｢ちょっくら様子見てこいよ｣
？？？｢嫌だね｣
アストロ｢なんだよこの庭またぶっ潰してから暇なんだよ｣
？？？｢案外お前って血の気荒いよな｣
アストロ｢まぁね｣
？？？｢さっきもスピア持ってた奴を殺してたし｣
アストロ｢あぁそんな奴もいたな　オレンジチャオか｣
？？？｢後銃持ってたやつも・・・｣
アストロ｢あぁ黄色チャオね｣
？？？｢後燃えてる奴も｣
アストロ｢赤チャオ｣
？？？｢後妖精のようなものも全部滅ぼしたね｣
アストロ｢ハハハ～バチ当たりだな僕は｣
？？？｢まったくそうだな｣
アストロ｢あのさぁ、機械兵士部隊どうなった？｣
？？？｢あぁ今作ってるよ｣
アストロ｢へぇ、もう少しでヒーローガーデンだからそれまでに用意してね｣
？？？｢分かってるし｣
アストロ｢あと僕が呼んでおいた奴らは？｣
？？？｢もうすぐ次元をぶち破ってくるんじゃないの｣
アストロ｢へぇ｣
？？？｢あと殺生は嫌いとか｣
アストロ｢いやはや服が汚れるから｣
※↑本当です、服が汚れるのをアストロは嫌います

ヒーローガーデン　クラム国

カルル｢おぉ旨そうな店が並んでいるじゃないか｣
レオ｢言っておくけど計画はダークガーデンの観察だからな｣
カルル｢おばちゃんそれちょうだい｣
レオ｢人の話を聞けぇ！！｣
カルル｢リンゴ飴～♪｣
メロン｢一本くれ｣
カルル｢やだねぃ｣
シャド｢金はどうしたんだ？｣
カルル｢ツケ｣
ネオス｢誰に！？｣
カルル｢レオ｣
レオ｢俺！？｣
カルル｢そうそう｣
レオ｢お前な・・・｣
カルル｢人の事いえないけどねぇ？｣
レオ｢えぇぃ黙れ！｣

はしゃぎまわるカルル。いいのか！？

カルル｢あぁ～、もうちょっと観光したかったんだけど｣
レオ｢もう十分だ｣
カルル｢結局リンゴ飴と有名なパスタ料理しか食えなかった｣
カルル｢そういえば宿はないの？｣
レオ｢そんな金があるわけないだろ｣
カルル｢僕たちはホームレスか｣
レオ｢まぁそういうことになるな｣
メロン｢じゃあ公園で野宿？｣
ネオス｢芝生があるだけ感謝するね｣
シャド｢脅せば何とかなるんじゃないのか｣
メロン｢犯罪ダメヨー｣
ネオス｢しょうがない金を出すか｣
カルル｢最初っから出せよ｣
ネオス｢いや・・・お前たちがあまりにも真剣だもんで｣
カルル｢で、宿は｣

宿ー
カルル｢また・・・ボロっちいな｣
レオ｢まぁ多少我慢するしかないな｣
ネオス｢さてお邪魔するか｣

がらがら
店員｢珍しいですねチャオさんですか｣
カルル｢知っているの｣
店員｢まぁそれなりに｣
ネオス｢5人｣
店員｢5万リングです｣
ネオス｢いや、もうちょっと値切れないかな？4万で｣
店員｢流石に無理ですね｣
ネオス｢4万５千で｣
店員｢むむ・・・｣
ネオス｢4万6千！｣
店員｢ぐぐ・・・｣
ネオス｢じゃあ4万7千！！｣
店員｢しょうがないですねぇ｣
ネオス｢よっしゃあ勝ったで！｣
レオ｢お前は関西のおばさんか｣
ネオス｢いやぁこういう雰囲気だと値切りたくなるじゃん｣
シャド｢ならん｣

カルル｢いやぁ～畳ですか｣
レオ｢和むな｣