第壱話　戦いの始まり

第壱話ープロローグ

ここはチャオガーデン。
ちなみにチャオワールドの一部。
大王は相変わらず寝ています。
住民も食っちゃ寝しています。

Ｄ．ピザ屋｢ピザの出前っす～｣
カルル｢朝早くから大変だね｣
Ｄ.ピザ屋｢貴様のようなのんべんたらりんとした奴には分からないでしょな｣
カルル｢そんなこといってるとクビにされちゃうよ｣
Ｄ.ピザ屋｢･･･じゃあドアを閉めてください｣
カルル｢了解～｣

がちゃん

メロン｢ぁ～らら、ピザ屋さんを怒らせちゃったねﾒﾛﾝ｣

結局メロン男はここで暮らしています。

カルル｢しょうがないじゃんあの人キレやすいもん｣
メロン｢で、そこの新聞を見せろﾒﾛﾝ」
カルル｢はぃはぃ；お前は親父か｣
メロン｢ふむふむ・・・・｣

メロン｢･･ん！！！｣
カルル｢どうしたのさ｣
メロン｢これを見れ｣
カルル｢これはぁ、｣

チャオチャ～新聞　朝刊

謎のガーデン現る
先日ＡＭ１時、チャオガーデン宇宙局が発見した謎のガーデン
真っ黒で小さなガーデンである
このガーデンは突如現れ、はるか彼方のヒーローガーデンに向かっている様子

※

カルル｢これってダークガーデンじゃないの！？｣
メロン｢そうみたいだねﾒﾛﾝ｣
カルル｢でもなんで・・・？｣
メロン｢さぁ｣

どーん

レオ｢見たか今日の朝刊！？｣
カルル｢ドア壊さないでよ；｣
レオ｢ぁ、すまんx２｣
カルル｢で？見たけどさ｣
レオ｢あれってダークガーデンだよな？？｣
カルル｢そうみたいだね｣
レオ｢とりあえず宇宙局にいってみないか？｣
メロン｢なんで？｣
レオ｢ええい！行くッたらいくんだ！｣
カルル｢強情だね｣

ーチャオガーデン市街ー

レオ｢今話題のチャオウォーカーを｣
カルル｢結構前だよね｣
ネオス｢で、いきなりなんだよ｣
シャド｢まったくだ｣
レオ｢いいからウォーカーを買うんだよ！｣
ネオス｢一部に増して強情だ｣
シャド｢そうだな」

ーチャオウォーカー屋ー

店長｢いらっさい｣
レオ｢おすすめは何だ｣
店長｢ﾌﾗｲｳｫｰｶｰ、ｽﾋﾟｰﾄﾞｳｫｰｶｰ、ﾋｰﾛｰﾁｬｵｳｫｰｶｰ、ﾀﾞｰｸﾁｬｵｳｫｰｶｰ｣
レオ｢じゃあそれとチャオウォーカーをくれ｣
店長｢1000万リングだよ｣
レオ｢じゃあカルルにツケにしておいてくれ｣
店長｢あいよ｣
カルル｢え！？｣
レオ｢いいじゃんか｣
カルル｢あとなんで俺チャオウォーカーなの？｣
レオ｢お前って操縦下手だろ｣
カルル｢うまいよ｣
レオ｢さて行くか｣

宇宙局へまっしぐら

宇宙局・・

役員｢何だね君たちは｣
カルル｢謎のガーデンを見せてください｣
役員｢あのねぇ、いきなり来られても困るんですよ｣
レオ｢そこを何とか｣

宇宙局の役員はため息をついて、
役員｢しょうがないですね、用が済んだら帰るんですよ｣
カルル｢ありがとさんさん～｣

何とか入れてもらい、しばらく歩くと
カルル｢オォスゴイ｣
役員｢機械には勝手に触らないで下さいね｣
レオ｢はいはい｣
メロン｢すごい設備だねﾒﾛﾝ｣

※
役員｢これが今のガーデンの状態です｣
ネオス｢だいぶ向こうのほうに行ってるな｣
レオ｢ヒーローガーデンまで行きそうだな｣
役員｢これで用はもうないでしょ？｣
カルル｢ありがとうでおじゃる｣
レオ｢さて帰るか｣

さっさと帰るカルル達
カルル｢何しにここに来たの？｣
レオ｢ダークガーデンが何をやらかすか分からないからな｣
カルル｢ってことは？｣
ネオス｢カルコソマが生きていたらどうなる｣
カビ｢でもあの後殺したんじゃないの？あの人救世主らしいし｣

シャド｢もし・・・そいつが黒幕だったら？｣

カルル｢そんな事はないでしょ｣
ネオス｢あの不気味な笑いはなんだったのか？｣
レオ｢そして何であんなタイミングよく俺たちを助けに来た？｣
カルル｢そこまで言われると・・・｣
レオ｢行ってみないことには分からないだろ｣
ネオス｢ヒーローガーデンに先回りだ！｣

ウォーカー選びをするカルル達

カルル｢僕はチャオウォーカーなのか・・・｣
レオ｢俺はフライウォーカー｣
メロン｢ヒーローウォーカー・・良かったぁ；｣
ネオス｢スピードウォーカー・・・飛べるのか！？｣
シャド｢ダークチャオウォーカーか｣
レオ｢あの店のウォーカーは改造してあって能力が高いらしい｣
カルル｢安心だね｣
ネオス｢ひとまず安心｣

レオ｢じゃあ行くか｣
カルル｢出発ぅ～♪｣
レオ｢目的は？｣
カルル｢ヒーローガーデンの名物は美味しいらしいから・・・｣
レオ｢・・・まぁ観光できるなら行く｣

夜空に飛び立つカルル達
新たな旅に出発である