ー第五話ー本当の敵

黒の魔術師「おい・・・そろそろボスが現実界から帰ってくるぞ」
???「帰ってきますね」

黒の魔術師「・・・さっさとカルル共を退治しなければ」
???「では私はそろそろ任務を開始しましょうか?」
黒の魔術師「やってくれるのかお前」
???「私の作戦で奴らを・・・」
黒の魔術師「なるほど そしてこの城に呼び寄せるのか」
???「ええ そういうことです。そして我々には四天王もいますし・・」

黒の魔術師「・・・ここにおびき寄せ四天王に倒させるのか」
???「はい」
黒の魔術師「分かった。今すぐ任務を遂行してくれ」

ここは異世界。
僕たちは闇の森を歩いている。


カルル「まだ出口見つからないの?」
メロン「さっさと歩け」
レオ「それにしても出口が見つからない;」
メロン「あの時の看板のキケンって、ここの森は迷うってことだったりして?」
レオ「・・・分からないな・・・」

歩く3人(匹?)出口が全然見つからない。どうなっているのだろう

カルル「まだぁ?」
メロン「まだだよ」
レオ「絶対変だぞ・・・この森は・・・」
カルル「なんで?」

レオ「どうやら森の入り口に戻ってきているらしい・・・」
カルル「・・・じゃあ出ようよ;」
レオ「そうは行かないだろ。この世界から出るにはこの森を通過しないといけないぞ」
メロン「誰かいればいいんだけどメロン・・・」

黒いチャオが見えるあれはまさか?

カルル「誰かいるよぉ?」
メロン「本当だメロン」
カルル「・・あれ・・?あれってもしかして」
レオ「あぁ・・」

カルル「シャドじゃないの?」
レオ「行ってみるぞ・・・」

シャドらしき者に近づく3匹・・・。

シャド「・・・」
カルル「シャド!!」
シャド「なんだ・・カルル達か・・・」
カルル「なんだじゃないよ、全く;」
レオ「お前もこの世界に落とされたのか?」
シャド「ああ・・・」

メロン「でもシャドは洗脳されて無いメロンよ?」
シャド「俺は・・役に立たないだろ?だから・・洗脳されなかったのでは?」
カルル「確かにメロン野郎はともかくレオは強いからな」
シャド「強い奴しか・・洗脳しないのでは?」
メロン「じゃあ何で僕が?」

レオ「多分カルルを試すためにメロン男を使ったんだろ?」
シャド「・・・なるほど・・」
メロン「僕って一体?」

シャドを連れ、森をさまよう4匹 そして・・・

レオ「おいあれ出口じゃないのか?」
カルル「え?本当?」
シャド「そのようだな?」

レオ「どうやら入り口につけておいた目印も無い。多分ここは出口だ」
メロン・カルル「きゃっほーい(喜」

闇の森を抜けた4匹 次は何処に行くのだろう・・・・

???「おいアーク何処だ?」
黒の魔術師「私の事を本当の名で呼ぶってことは・・・」
黒の魔術師(以下アーク)「もしや・・ボス!?」
???「あぁ予定より早く帰ってきたぞ・・それでカルル達はどうなった?」
アーク「現在???が尾行しております。あともう一人の操り人形も役に立つでしょうね」
???「なるほど」
アーク「???にこの城に呼び寄せ四天王に倒させます」
???「流石のカルルでも四天王にはかなわないだろう」
???「あともう一人の操り人形“ネオス”にも期待しようか」
ネオス「分かりました。私はボスの部下。カルル達を始末してきましょう」
???「期待しているぞネオス」

このページについて
掲載号
週刊チャオ第170号
ページ番号
6 / 35
この作品について
タイトル
黒の世界
作者
アストロ(ドラゴチャオ)
初回掲載
週刊チャオ第168号
最終掲載
週刊チャオ第179号
連載期間
約2ヵ月19日