ー第壱話ー暗闇の底ー

第壱話ー黒の世界ー

さてそれぞれの家に帰ったカルル
というわけで明日も遊ぶ明後日も遊ぶ明々後日は昼寝・・・
そんな気持ちのカルルたちですが。
この夜にこんなことが起きるとは思ってもいないでしょう。

カルル「いやー今日は疲れた眠いし」
メロン「確かに疲れたメロン」
カルル「いやお前は僕の家でなんで当たり前のように飯食ってるの」
メロン「それよりもさっさと飯食って寝るメロン」
カルル「無視か・・・話を勝手に進めないでくれよ」
メロン「気にしないメロン」

カルル「・・・まぁいいか。いただきマンモス」
メロン(・・・・くだらないメロン(ボソ))
カルル「なんか言ったか?」
メロン「!・・・何にも言ってないメロンよ・・・;」
カルル「そうか“くだらない”とかって聞こえたような?」
メロン「(ギクッ)・・・いいだろそんなことはメロン;さっさと寝ろメロン」

カルル「勝手にうちに入り込んだくせに警察に突き出すぞ」
メロン「ヤメテ勘弁してそれだけは止して静かにするメロン・・・」
カルル「よろしい」

さて眠りについたカルルとメロン男。
そして・・・

???「睡眠中だな・・・」
???「???様奴らはすでに異世界に送りました・・」
???「そうか・・・」
???「後はこいつらだ」
???「かしこまりました。奴らは私が・・」
???「いやお前は見ていろあいつらは俺が」
???「しかし・・・」
???「黙ってみていろ」
???「・・・・」

メロン「ん・・・なんだメロン・・・」
カルル「どうしたリンゴ男・・眠いから黙ってろ」
メロン「“メロン”だメロン・・・。で、何か誰かいるみたいメロンよ・・」
???「お目覚めかねカルル君」
カルル「誰だお前は」
黒の魔術師「黒の魔術師とでも言っておこうか」
メロン「何しに来たメロン??」
黒の魔術師「誰だお前は」
メロン「僕は“メロン男”だよ」
カルル「名前モロ出しかよ・・言っちゃっていいのかよ」
黒の魔術師「メロン男・・・;お前は関係無いお家に帰りな」
メロン「なんだと・・」
黒の魔術師「逃げるなら今のうちだよメロン男」
カルル「じゃあお先に失礼します~」
黒の魔術師「ガクッ カルルふざけるな逃げようとしても無駄だよ」

メロン「カルル、ヤバイメロン!!逃げた方がいいメロン!!」

二人は走って逃げた
黒の魔術師「二人とも逃げるのかよ・・オイ・・・」
カルル「黒の魔術師の手に何か黒い物が見えるよ」
黒の魔術師「メロン男・・・お前には恨みは無いが二人そろって異世界に消えろ」
メロン「異世界!?出身だメロン!!母ちゃん元気かなメロン??」
黒の魔術師「・・・・・;そんなのいいだろ;イイから消えろ」
メロ・カル「うわぁ何だこの巨大な穴は」

穴の下には何も見えないただ暗闇があるだけ、それよりも穴がカルルたちのほうに向かってきた。

カル・メロ「うわぁぁぁぁぁぁ」
黒の魔術師「・・・帰るぞ」
???「分かりました」
黒の魔術師「・・・これからが本当の地獄だ」

カルルとメロン男はなすすべも無く暗闇に落ちていった
カルルを憎む黒の魔術師・・・いったい何者なのか
そして異世界とは?
メロン男の母ちゃんの運命やいk(この辺ウソ

このページについて
掲載号
週刊チャオ第168号
ページ番号
2 / 35
この作品について
タイトル
黒の世界
作者
アストロ(ドラゴチャオ)
初回掲載
週刊チャオ第168号
最終掲載
週刊チャオ第179号
連載期間
約2ヵ月19日