2話 【謎のチャオの正体】
あらすじは、ソムペクリック!
バルス「まちがってますけど」
トール「なんだこいつ。ん?ポヨが変だな。」
???のポヨは、N(ニュートラル)の丸の周りに、H(ヒーロー)の輪がある。
形も色も、まるで土星のようである
トール「そうだ、バルス!縄は持っているか?」
トールが、気絶した謎のチャオを見下ろしながら言う。
バルス「持っていませんが、作れますよ。」
そういうと、バルスの手が光りはじめた。
トールは、おどろいたような顔をしてバルスを見ている。ポヨも[!]になっている。
バルスは創造魔法を使っているのだが、実は、使えるものはほとんどいないのだ。
トール「もとはただの登山チャオだったのに、実はすごいんだな。」
と、ほめているのかどうかよくわからないような事を言う。
しかし、なかなか縄は出来上がらない。創造魔法なら、縄ぐらい5秒ていどでできるはずなのに。
5分くらいたってやっとできたが、かなり質が悪い。
トール「遅すぎるうえに、かなり下手だぞ。」
トールが言うと、バルスが恥ずかしそうに答える。
バルス「まだ修行中なので・・・」
しかたないので、その縄で???を木にむすびつける。
しばらくすると、???が起きた。
???「う~ん・・・あ、あれ?ここはどこ?」
トール「いくつか質問がある。正直に答えないと、殺すぞ。」
トールが鬼のような形相で言う。???は震えながら答える。
???「は・・・はい・・・」
トール「まず一つ目。おまえの名前は?」
???「ゼウスです。」
ゼウスは、さっきより落ち着いた声で答える。
トール「二つ目。お前のそのポヨは何だ?」
トールが土星のような形のポヨを指差しながら言う。
それを見たバルスが、あっ、と声を上げる。
バルス「ま・・・まさか・・・サターンチャオ様ですか?」
トール「サターンチャオだと!?」
トールがものすごい形相で叫ぶ。
サターンチャオとはいったい?