第三十七話『コドウVS乱』  後編

周りが青白い光に飲み込まれる

刀剣斎「・・・ッ」

光「うッ・・・」

ぷく「うぅ・・・」

これは雰囲気でまったく会話と戦闘に入れなかった人物、チャオである
そんなやつらも眩しそうに腕で目を隠す

コドウ「ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

そして光が消える
コドウの足元には水華の破片と思われるものが少し落ちていた

乱「なッ・・・!」

コドウ「あぶねぇ・・・あともうちょっと光が強くてなんか呪文とか唱えてたら魔法少女に変身しちまうところだったぜ・・・」

乱「大丈夫だ、まずお前は少女じゃねぇ」

コドウは刀を構える
コドウはダッシュし、乱に突っ込んでいく

コドウ「コドコドコドコーン!!」

乱「ださ!呪文か!?呪文かそれェ!?」

乱が突っ込んでいる隙に乱を斬るコドウ、セコい
というかやりかたが卑怯だ。

乱「ぜはァ・・・なかなかやるじゃねぇか・・・でもお前バカだろ」

コドウ「お前がバカ」

乱「いや、お前がバカ」

コドウ「いやいや、お前がバカだってェ!!」

コドウは乱に縦に刀を振る
しかし乱もそれを槍で受け止める

乱「いやァ!!てめぇがバカだァ!!」

乱もコドウの刀を弾いて槍を横に振る
しかし、壁に近かったからだろうか、コドウに避けられ、壁にささった

乱「何!?」

コドウ「終わりだァ!!!」

コドウも刀を横に振る
・・・まさか

コドウ「な・・・何ィ!!」

コドウもやっぱり壁に刀が刺さった
しかも壁沿いで振ったので乱にあたることなくささった

ココロ『はっきり言って両方ともバカだよ!?』

正論である

コドウ「うごぉぉぉぉおおおおおおおお!!」

乱「ぜはァァァァァァァァァァアアアアア!!!」

二人とも抜こうとする
五月蝿いけれども気合をいれるためだろうか、声を出す、そして汗を出す

『カキン!!』

そう音がする。そう、刀と槍が外れたのだ
二人はその状態から一気に刀、槍を振る

コドウ・乱「オルァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!」

その時、そこに爆発のような感覚がまわりに広がるのであった!!

このページについて
掲載号
週刊チャオ第264号
ページ番号
39 / 45
この作品について
タイトル
KODOU
作者
DX(DXチャオ)
初回掲載
週刊チャオ第229号
最終掲載
週刊チャオ第273号
連載期間
約10ヵ月5日