第三十八話『銃士同士の戦い』

コドウVS乱、同時刻
二人は鍛冶屋刀剣から飛び出し、山にいるのであった・・・!

霧崎「おいゴミ野郎、ここなら俺達の力が最大限に生かせるな・・・!」

霧崎は無言で能力を発動し、銃を持つ。
それと謎の部屋に入っていった時にはもっていなかった謎の金色のリングを両腕にはめている

絃「君はいつまで僕を侮辱するのかな・・・?」

絃はそういうと同時に走り出し、銃を向け、引き金を引く
銃口から放たれた弾丸(タマ)は霧崎の頬をかすめ、霧崎の後ろにある木を貫通した。

霧崎「手加減は無しってこったな・・・」

霧崎も絃を追いかけるように走り出し、銃を撃つ。
しかしこれは絃の肩をかすめただけだ。

絃「ふん・・・」

霧崎は走りながら銃を構える

霧崎「強化だ」

霧崎はそういうと銃を撃つ、しかしさっきまでの弾丸(タマ)ではない、炎を纏った弾丸(タマ)だ

しかし絃も銃を構え、放つ。しかしこれもさっきまでの弾丸(タマ)ではない、水を放出している弾丸(タマ)だ

絃「水と炎・・・どっちが強いと思うかい?霧崎攻くん?」

水の弾丸(タマ)と炎の弾丸(タマ)はぶつかり合い、水の弾丸(タマ)に押し切られてしまった
しかし、霧崎は二丁の銃を密接させる

霧崎「そんなの簡単だ、それは・・・」

霧崎は銃を放つ、そのとき、霧崎のつけていたリングから炎が解き放たれた!
それは銃に吸収され、弾丸(タマ)がさっきの炎とは比べ物にならないほど巨大な炎を纏った!!

霧崎「炎だ」

その弾丸(タマ)は絃の撃った水の弾丸(タマ)を飲み込み、そのまま真っ直ぐ絃に向かっていった

絃「な・・・何ィ!?」

その弾丸(タマ)は絃をも飲み込んだ。
そして絃は吹っ飛ばされ、後ろの岩にぶつかった。
だが、絃は当たる寸前に銃でガードしていたらしく、傷はあまり無い。

霧崎「今のに耐えるとはすげーな、普通の奴なら死ぬぞ?」

絃「生憎だがな、能力者は能力者の時点で普通では無い・・・ッ」

絃はそういうと地面に銃を撃つ、弾丸(タマ)は地中に入る
するとそこから芽がでる

絃「これが僕の能力だァ!!」

芽はどんどん大きくなっていって
木になり、それが巨大な人型になっていく

「ふぉおおおおおおおおおおおおおお!!!」

その巨大な人型の木は雄たけびをあげる
しかし、霧崎は銃をおろし、腕を構える

霧崎「無駄だ」

霧崎は手に気を溜め始める

絃「何をする気だ!?」

霧崎「覚悟しろよ・・・ゼロバースト!!」

霧崎は巨大な人型の木に向かって気を放つ
ゼロバーストは巨大な人型の木の、人間でいうならわき腹あたりだろうか・・・、そこにあたった
そのわき腹あたりには何も無くなっている。

絃「くッ・・・これぐらいでやられると思うな!!」

絃がそういうと巨大な人型の木のわき腹は復元されていく
そしてその巨大な人型の木・・・巨人木と言うべきだろうか、いいねェ、巨人木、けって~い。巨人木は思い切り腕を霧崎に振りに来た
しかし、霧崎はそれを避ける。そこには大きなクレーターが出来る。

霧崎「なんつー怪力だ・・・でもそのパワーじゃ・・・スピードはついてこれないだろ!!」

霧崎は両方にさっきの炎を吸収させ、連続で一丁ずつ銃を撃つ
その弾丸(タマ)は巨人木のいたるところに撃ち込まれ、燃え始める

絃「・・・そっちに気を取られすぎだ」

なんと絃は霧崎の後ろに周っていたのだ。
絃は直接殴って攻撃する

霧崎「いっつ・・・ってー・・・」

霧崎は吹っ飛ばされる
しかし霧崎はすぐに体勢をたてなおし、銃を構える

絃「無駄な抵抗はよせ、もうお前に勝ち目はない」

絃も銃を構える

霧崎「チッ」

霧崎はすごい大きなジャンプをする
そして絃はさらにそれを上回るジャンプをする
・・・お前等、人間じゃねぇだろ
そしてさらに追い討ちをかけるように下は鍛冶屋刀剣だ

絃「いくよ・・・爆発弾!!」

絃はそういうと普通の弾丸(タマ)より一回り大きい弾丸(タマ)を撃ちだした
・・・どうやって撃った、一回り大きい弾丸(タマ)

霧崎「つっ・・・この落ちてる状況じゃまったく避けられねぇ・・・!!」

霧崎はなんとかよけようとして早く下に落ちていく
しかし弾丸(タマ)も追いかけてくる
そして丁度地下に入ったとき・・・霧崎の体に弾丸(タマ)が当たる

その時、そこに爆発のような感覚がまわりに広がるのであった!!
・・・あれ、この前と終わりかた一緒じゃない?

このページについて
掲載号
週刊チャオ第265号
ページ番号
40 / 45
この作品について
タイトル
KODOU
作者
DX(DXチャオ)
初回掲載
週刊チャオ第229号
最終掲載
週刊チャオ第273号
連載期間
約10ヵ月5日