第十話『女神』

―光・ぷく編―

光「真っ暗だね～ぷく～」

ぷく「何かの気配がするです・・・」

光「ロボット？」

その時、いきなりロボットが飛び出してきた

ロボット「キシャアアアアアアアア！！！」

ぷく「でてきたです！！」

光「能力発動！！！」

ロボット「女如キニハ負ケン！！！」

ロボットはキックをくりだしてきた

光「月天結界！！！」

光は結界をはった

ロボット「ウグウ・・・」

光「隙だらけだよ！月光球！」

光は小さな光の球を発射した

ロボット「ソンナモノハ効カナイ！」

ロボットに当たったが効いてないようだ

光「（こんな技じゃだめ！・・・もっと強い技を・・・）」

ロボット「ソロソロ変形ダナ・・・キシャアアアアアアア！！！！」

ロボットはどんどん変形して最終的には蛇の形になった

蛇ロボ「・・・確実な勝利を我に！、蛇刃！（へびやいば）」

蛇ロボは光に噛みついた

光「きゃああああああ！！！！」

光はすこしフラッとした

蛇ロボ「お前の負けだ、諦めろ」

光「もう・・・無理なのかなぁ・・・」

光が諦めそうになった時、何かが光に囁いた

―光の心の中―

女神「私は女神、あなたにはもっとやらなきゃいけない事があります」

光「え・・・？」

女神「あなたは心の中では足手まといにはなりたくないと思っているでしょう、今はそれが弱くなっているだけ、大丈夫、私の力を授けます」

―現実―

蛇ロボ「何をやっている、いくぞ！！蛇毒（じゃどく）」

蛇ロボは毒液を光に発射した

光「運命の三角形（ディスティニートライアングル）！！」

光の周りに三角形のバリアが出てきて
蛇毒を弾き返した

蛇ロボ「ぬぐっ！！」

光「・・・私、足手まといにはなりたくないの・・・女神の怒り！！！（めがみのいかり）」

光の前に気が集まり始めてその気は蛇ロボにむけて発射された

蛇ロボ「くっ・・・我もここまでか・・・」

そして気が蛇ロボに当たった・・・が

蛇ロボ「・・・何故破壊しなかった」

光「・・・かわいそうだったからだよ」

蛇ロボ「ふっ・・・今回はお前の勝ちだ、だが次にあった時は本気の勝負だ」

光「ロボットさんも倒されないでね」

そして光は部屋から出ていった

その後、蛇ロボはポツリと呟いた

蛇ロボ「珍しい奴もいるものだな・・・」