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チャニックたち「・・・・・・?」
チャランがいきなり叫ぶ
「もうあんな窮屈なところ嫌!!」

しかしオバサンは・・・・・
オバサン「な、なにいってるの?ほら、さっさとうちにかえるのよ!」
しかし、チャランは首を横に振るだけ
オバサン「まったく・・・どうしちゃったのよこの子!?」

・・・と、チャランが何か言い出す
「チチャチャーチャ、チャチャオ!!」
みんな「・・・・・・?」

・・・そう、ソニック達や、オバサンには、チャオ語(仮)が通じないのだ

チャラン「あ~もう!!」
チャランがどうすれば通じるか考えようとしたとき、ふと目に入ったのは・・・
・・・ワープホールに一緒に吸い込まれた審判・・・

審判(オモチャオ)「う~ん・・・はっ!わ、私はいったい・・・」
今まで気絶してたらしい
チャラン「そうだ!!審判さん!!私が今から言うことを、
この人たちに分かるように通訳して!!」

そう・・・この審判はオモチャオなので日本語をしゃべる事ができるのだ
審判「え?な、何で私がそんな事・・・!!」
チャランの周りには、
「さっさと通訳しろ」って感じの(どんな感じだよ)オーラがただよっていた・・・
審判「わ、わかりましたよ・・・」

審判(通訳)「私は、もうあんな窮屈なところにはもどりたくない」

オバサン「な!?き、窮屈って・・・どこが窮屈なの!?」

審判「毎日、幼稚園でお稽古させられたり、ピアノのレッスンだとか、
スケジュールどおりに生活しろだとか・・・おかげで友達なんてぜんぜんできなかったよ」

オバサン「それはあなたのためを思ってやってあげてるのよ!
あなたには、そこにいる青いドブネズミみたいなチャオや、
そこの赤い頭悪そうなチャオになってほしくないのよ!!」

オバサン以外「・・・・・・(怒)」

審判「わたしはこの人(チャオ)たちみたいになりたいの!!」
オバサン「な・・・!?」

審判「この人たち、とっても楽しそうなんだもん・・・
そりゃあ、確かにあんまりかっこよくないし・・・」

チャニック「うっ!!」

審判「そんなに頭もよくないけど・・・」

チャックルズ「うっ!!」

審判「でもとっても楽しそうだったの!私も、見てるだけでとっても楽しかったの!!
今まで友達なんてできなかったけど・・・・・・
この人たちと一緒にいたいの!!」

・・・チャラン、ええ子や(笑)
俺(ナレーター)がはいる間もなかったよ
しかし、オバサンは・・・・・・
オバサン「なに言ってるの!私がこれだけあなたを愛情持って育ててあげたのに・・・・・・」

審判「うそだ!!」

!びっくり(笑)
審判「あなたは、私のことぜんぜん育ててないじゃない!!
全部執事の人とか、家政婦さんとかが私の世話してくれて・・・・・・
あなたはぜんぜん育ててくれなかったじゃない!!」
オバサン「うっ・・・で、でもあなたのためにお金をいっぱいかけて、
最高のガーデンをつくってあげたりしたじゃない!」

うわー・・・サイテー・・・・・・

審判「とにかく!私はここにいたいの!この人たちと一緒にいたいの!」

チャニックたち「チャランちゃん・・・(感涙!!)」
オバサン「ダーメ!とにかく帰ります!!」

といって、チャランを無理やり抱き上げる
チャラン「チャッチャー!!」
チャニック「あっ!チャランちゃん!」

ここで、チャニックたちがオバサンを強襲!!

チャニック「テメッ!チャランちゃんをはなせっ!」
チャニックが、とびかかる!」
オバサン「な、なによ!!」
チャニック「食らえ!俺の足・・・」

しかし、チャニックは、オバサンの・・・
ボヨン
チャニック「あうっ!」

肉に跳ね返される
チャックルズ・チャイルス「このババァ!チャランちゃんをはなせっ!」
今度は2人がかりで行くが・・・
ボヨヨン

二匹「あううっ!」
跳ね返される

その様子を見ていたエミーが・・・・・・

エミー「あ、あのー・・・」

オバサン「なによっ!」

エミー「チャランちゃんが、どうしても嫌だっていってるんだから、
無理につれて帰らないほうが・・・・・・
もう、ウチのチャオ達と、友達になったみたいだし・・・
その方がチャランちゃんのためでも・・・」

オバサン「うるさいわねっ!」
エミー「(ピキッ)」
あっ、なにかがきれた

エミー「あーもうわかんないオバサンね!!チャランがいやだって言ってるんだから、
つれて帰るなっていってんの!!」

オバサン「なっ・・・!口の悪い子ね!どんな教育受けてきたのかしら!!」

ギャースカギャースカ!!

女同士の戦い(これは違うだろ)勃発!

その様子を、岩に座って見ていたナックルズのもとに、
チャックルズが歩み寄る

チャックルズ「兄貴!何とかしてください!このままだとチャランちゃんが・・・」

ナックルズ「・・・・・・・・・・」
何を思ったか、ナックルズがすくっと立ち上がる
そして、オバサンのもとへ・・・・・・

一方、こちらは討論中のオバサン

オバサン「あ~もう!とにかく!チャランはつ

このページについて
掲載号
週刊チャオ第22号
ページ番号
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この作品について
タイトル
かわいいチャオがやってきた!
作者
宏(hiro改,ヒロアキ)
初回掲載
2002年7月4日
最終掲載
週刊チャオ第22号
連載期間
約1ヵ月