20話 「力」を持つ者
なんと、???の右手に腕輪が現れた。ただ、カイトの物とは違い、六方星の形である。
Bカイト「何だと!?」
???「僕の「力」は闇を晴らす力。ホーリー・ハント!」
腕輪から網状のエネルギーが発射され、Bカイトを包んだ。
Bカイト「グガアアアアアアア!?何だ、これはああああ!!」
???「浄化中♪」
Bカイト「グオオオオオ!!」
???「うーん・・・無理ですね♪」
???は腕輪を消した。同時にBカイトも解放された。
Bカイト「バ・・・カ・・・な・・・」
Bカイトは倒れた。
クラント達はカイトの元に集まった。
クラント「カイトさん!!」
カイト「・・・くー・・・くー・・・すぅ・・・すぅ・・・」
???「大丈夫ですよ♪眠ってるだけですから♪」
それを聞いて、クラント達は安心した。
???「闇因子を完全にはがすのは無理でしたか・・・」
クラント「そういえば、貴方もしかしてクルス・・・さん?」
クルス「そうですけど、何かあります?」
ミスト「ライとデンっていうチャオが探していましたよ?」
クルス「あ、また何も言わないで出てきちゃった♪急いで戻ります。教えてくれてありがとうございます♪」
クルスはなぎなたを小さくしてアタッシュケースにしまい、小走りで基地から出て行った。
クラント「・・・・・・・・・・」
ミスト「なんか・・・・・気楽なチャオだったね。」
ラスター「うーん・・・・・・・」
クラント「そういえば、さっきカイトさんに渡してくれって手紙もらったんだけど。」
そこにはこう書いてあった。
カイトさん、後でレグルスシティの一番大きい建物に来て下さい♪
ラスター「レグルスシティ・・・?」
クラント「とりあえず、カイトさんが起きるまで待とっか。プラフトが消えたから、コルドさん達にかかってた魔法も解けたみたいだし。」
そして、一行はカイトが起きるのを待つことにした。