15話 1対5の戦い

クラントが見たDNNのチャオ。名前は・・・・・・・・・デルタコア。

クラント「あのチャオがコア・・・!?じゃああっちのデルタは一体・・・?」

ミスト「とにかくカイトさんに伝えないと!」

クラントは自分の得た情報をカイトに伝えた。

カイト「じゃあ、あいつを倒せば・・・」

セルP「ゴオアッ!」

セルPが殴りかかって来た。カイトは横っ飛びでかわしたがそこにはすでにセルRがいた。セルRは回し蹴りをしてきた。

セルR「ゴパッ!」

カイト「速い!でも防げる!」

セルRの脚を双剣で防いだ。しかし、

セルF「コオオ・・・ゴパパ!」

セルFが上空から風の弾を5発ほど撃ってきた。カイトは防げず、くらった。

カイト「くぅっ!」

さらに遠くからセルSが魔法攻撃をしてきた。

セルS「ホレノンオゲノキ!」

炎の弾がたくさん飛んできた。そのほとんどがカイトに当たった。

カイト「く・・・この・・・!」

カイトは一気に突っ込みデルタコアを斬りつけた。しかし、乾いた音がするばかりでダメージがいってるとはとても思えない。

クラント「カイトさん!そいつは常に物理耐性バリアを張っています!」

カイトはそれを聞いた瞬間、デルタコアから素早く距離をとり同時に身体に蒼炎を纏った。

カイト「喰らえ、蒼炎波!!」

カイトの手から蒼炎の塊が飛び、まっすぐデルタコアに当たった。

デルタコア「ゴギャアアアアアア!!!」

デルタコアはふっとび、結界の壁に激突した。

デルタコア「ゴオオ・・・・・・クアッ!!」

デルタコアの目の色が緑から紫に変わった。

カイト「何だ・・・?蒼炎波!」

しかし、蒼炎波はデルタコアの前で弾かれた。

クラント「カイトさん!今度は魔法耐性バリアに変わっています!」

カイト「そうか・・・分かった!」

カイトは双剣で迫っていたセルF・R・S・Pをなぎ払い、デルタコアを何度も斬りつけた。

デルタコア「グゴオオオオオオ!!」

またデルタコアはふきとび、壁に激突したが、すぐに立ち上がり目の色が紫から緑に変わった。

デルタコア「グルル・・・ゴオオオアアア!!!」

セルF「ゴアアア!!」

セルR[グウウウ!!」

セルS「ギイイイ!!」

セルP[グアアア!!」

セルF・R・S・Pは風、岩、水、炎の塊を何個も飛ばしてきた。

カイト(僕に出来るかは分からないけど・・・やるしかない!)

カイトの身体の蒼炎は両手に集中していった。

カイト「蒼炎・バースト!!」

カイトは両手を一気に前に突き出し、レーザー状になった蒼炎を放った。

蒼炎・バーストは全ての塊を消し飛ばし、セルF・R・S・P、デルタコアにまともに当たった。

デルタコア・セルF・R・S・P「グギャアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」

デルタコア達は消えて無くなった。

デルタ「へーえ、さすがだね、勝てるなんて。」

カイト「デルタ!」

デルタ「結界解除!じゃあね、カイト。テレポートホール!」

デルタはどこかへ行った。

カイト「行っちゃった・・・ふぅ・・・。」

クラント「カイトさん、大丈夫ですか?」

カイト「うん・・・でも、疲れた・・・。」

そんなカイト達の前に二匹のチャオが現れた。

ナックルズチャオとテイルスチャオだ。

ナックルズチャオ「デルタを追っ払えるなんて・・・やるんだね、カイト。」

カイト「・・・・・・?」

このページについて
掲載号
週刊チャオ第253号
ページ番号
17 / 27
この作品について
タイトル
カイトの物語
作者
ソニシャド
初回掲載
週刊チャオ第247号
最終掲載
週刊チャオ第257号
連載期間
約2ヵ月12日