6話 仲間

カイト達は村を出て町の方に向けて歩いていた。

クラント「カイトさん、どこに行くんです?」

カイト「とりあえず、昔ノヴァ帝国が支配していた町に行ってみるよ。」

なんて会話をしていると・・・

敵チャオ「いたいた・・・くくく・・・」

こそこそ付いてきた敵チャオは背後から攻撃しようとした。

敵チャオ「どりゃぁぁぁぁぁ!!」

カイト「そこか!」

カイトは剣で切った。

敵チャオ「ぐぎゃ!」

そいつは倒れたがその後雪崩のようにいっぱいチャオが出てきた。

敵チャオ「潰せーーーー!」

カイト「くっ!車輪刃(しゃりんじん)!!」

カイトはコマのように一回転して近くのチャオをなぎ払った。

クラントとラスターも剣で戦っているがどうもぎこちない。そのせいか後ろを取られた

敵チャオ「後ろじゃあーーーーー!!」

クラント「!!」

カイト(ま、間に合わない!)

その時、上からチャオが降ってきた。しかも巨大なバットのような物を振り下ろしてきた。

ドゴォォォォォォォォォォォォン!!!

クラントのうしろにいた敵チャオはペッタンコになった。

それを見た敵チャオ達は一目散に逃げていった。

???「よう、カイト。仲間はしっかり守ってやれよ。」

カイト「コルド!!」

コルド「久しぶりだな、カイト。」

クラント「カイトさん、知り合い?」

カイト「うん、幼なじみ。昔一緒に戦った仲間でもあるんだ。」

コルドは緑色のNPPの姿。あの日洞窟にいたチャオである。手に持っていたのはバットではなく長さはチャオ三匹分くらい、太さはチャオと同じくらいの馬鹿でかい大剣であった。

コルド「ノヴァ帝国が復活したかもしれないんだろ。また共に戦う事になるようだな。俺も付いていこう。」

カイト「ホント!?ありがとう!!」

ラスター(カイトさんと一緒に戦った、か。相当強いのは確かだな)

コルド「じゃあ、行くか。」

カイト「うん!!」

このページについて
掲載号
週刊チャオ第249号&チャオ生誕8周年記念号
ページ番号
6 / 27
この作品について
タイトル
カイトの物語
作者
ソニシャド
初回掲載
週刊チャオ第247号
最終掲載
週刊チャオ第257号
連載期間
約2ヵ月12日