3話 目覚め
クラント達(敵含む)は棺桶のあった方を見た。
そこにはチャオが一匹浮いていた。
姿は水色のソニックチャオ。チャオにしては珍しく服を着ている。
赤い帽子と白いスカーフ、赤いジャケットを着ている。
澄んだ蒼い瞳をしている。
カイト「・・・・・・」
カイトはゆっくりと地面に降りた。
運転チャオ「何だ、お前は・・・」
運転チャオがそう言った時、カイトはメカの後ろにいた。
次の瞬間、メカは爆発した。
クラント達は唖然としている。
カイト「・・・」
カイトはその場に倒れた。
クラント「だ、大丈夫かな、あのチャオ・・・」
ミスト「気絶しているだけみたい。」
ラスター「ど、どうする・・・?」
クラント「ウーン・・・そうだ、「あそこ」に連れてかない?」
ラスター「そうだな、とりあえずこのチャオが何者かも知りたいしな。」
三匹はカイトを抱えて洞窟から出た。
・・・近くの村。
クラント達はカイトを抱えてある家に入っていった。
クラント「いるのかな?」
ラスター「また書斎だろ、どうせ。」
???「なんじゃ。ワシはここにいるぞ。」
クラント「あ、レールのじっちゃん。実は・・・」
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レール「なるほどな、メカに襲われた所をその子が助けてくれたと・・・」
クラント「うん。」
レール「とりあえずその子が目を覚ますまで寝かせておこう。」
そう言うとレールはカイトに魔法をかけて浮かせてベッドに寝かせた。
クラント「じっちゃんの魔法いいなぁ~。」
ミスト「私は少し使えるけどおじいちゃんにはかてないなぁ。」
レール「なあに、時期に使えるようになるさ。じゃあ三人ともその子を見ていてくれ。」
そう言い残してレールは奥の部屋に入っていった。