第二章 二話続

ココではギルガの話の内容だけ書いていきます



俺の名前はギルガ・ガルガ。この星の水の管理者だ。

全ての水を管理しているだけあって、実力は最強ともいえる。

殺しなど楽にできる。ただ水分を全て消滅させれば良いだけ。

俺は水を消滅させたり、そして再生させたりすることもできる。

そして、今までの「おとり」といった、ウェーブやスタラを使い、

徐々に世界を滅ぼしていった。

だが、俺が気に入らなかったのは、ウェーブに、感情があったことだ。

心のうろたえができるからなのか、ひよっこのマイトにまでやられ

そして世界は、光りを取り戻してしまった。

俺は、今まで、水に困らないよう、必死に水を管理していた。

その時生まれていたのは、「正義感」。

だが俺の心は変わっていった。「正義感」などの感情が、

なんの役に立つのか。

それを知った俺は、全ての善い有意を無にし、

そして心は邪悪に生まれ育ったのだ。

俺は、この仕返しをしようと、ひよっこのマイトを蘇らせた。

いや、悔いはない。これで恨みを果たせるのなら

そしてマイトの心を絶望でかこむのが

俺の狙い。

そして正義感を持つものを、全て滅ぼすのが

本当の狙いだ。

もちろん、ウェーブやスタラといった 部下など無限に作り上げることができる

マイトにとっては、俺が黒幕ってことだ。

そして俺は、バラバラになった虹色の宝石、

赤、橙、黄、緑、青、紺、紫の宝石を全て集め、

世界という世界を全て消すという願いをかなえるのだ。

俺は消えてもかまわない。俺の狙いは、この世の未来を全てなくすことなのだからな。

昔の仲間はいない。チャオは全て溺れ死んだ。

お前に仲間はいない。たった一人。

さあ、この状況で、どうやってお前が這い上がるのか、

ドブネズミが、どうやってドブからビルの上へ上がるのか。

試してもらおうじゃないか。

・・・長話すまないな。こんなこといっても、お前にはわからないだろう。

簡単にいえば 俺はお前を消す。

阻止してみろ、という感じだろうか。

ドブネズミが、自分の力でビルの上までいくことなど、無理だ。

お前の実力、見せてもらおうか。

このページについて
掲載号
週刊チャオ第195号
ページ番号
11 / 15
この作品について
タイトル
海上の冒険2
作者
水神(ブルーガンツ,アクア)
初回掲載
週刊チャオ第191号
最終掲載
週刊チャオ第198+大晦日号
連載期間
約1ヵ月19日