第二章 二話 【無駄なこと】
リット「どこへ行かれるのですか!マイト様ーー!!」
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マイトは、海のずっとずっと向こうへ行った。
そして、ソコで、全てを思い出したのだ。
マイト「このシューズ・・・アクアシューズ・・・」
アクアシューズとは、海上の冒険(1)でよく使っていた、海の上を走れるシューズ。
マイト「そしてコレは・・・ハイパーリング・・・」
ハイパーリングは、強い治癒力と、神秘の力を持った、伝説のリング。小一時間、休ませないと、続けて使うことができない。
マイト「俺が・・・今までやったことは・・・全て・・・」
すると、甲高い声が聞こえた。
ギルガ「そう!無駄だったのさ!!!」
マイト「!!誰だお前!!!」
ソイツは、ギルガだった。
リットから事情を聞いたので、マイトはギルガのことを知っていた。
マイト「お前が・・・お前のせいで・・・」
すると、ギルガは手のひらをマイトに向ける。
ギルガ「ちょっと待て。暴れるのもいいが、俺の話を聞け・・・」
マイト「お前の話など聞きたくもない!」
ギルガ「まぁ、待て。待て。あのな・・・」
すると、ギルガの口から次々と言葉が。
それにあわせるように、いつの間にか、マイトも真剣に聞いている。
話の内容は、「続」に続きます。