第8話  『速さの戦い』

デュオ「いくらハシリタイプどうしだからって・・・・」

ストーム「負ける気がしねぇな♪」

ストームはもう位置についた。

デュオ「なんてマイペース・・・・いや、クールなチャオだ。」

デュオも位置についた。

デュオ「あ、あのさ、俺、さっきアクアシューズつけたばっかで、まだ慣れてないんだよ・・・・」

ストーム「なんだ。そうだったのか?それならしょうがねぇ。」

デュオ「し、試合中止にしようぜ!」

ストーム「いや、このチャオアイテムで・・・・・」

ストームは、大きなじゅうたんのようなものを出した。

ストーム「地面じゅうたん!!」

そのじゅうたんを海にしくと、なんとじゅうたんをしいたところだけ地面になった。そしてじゅうたんを広げていくと・・・・・

ストーム「できた。長さはだいたい100kmにセットした。」

デュオ「100km!?24時間マラソンクラスじゃねーか!!」

カイト「がんばってー!」

ストーム「位置について・・・・・」

デュオ「いきなりっ!?」

ストーム「よ~い・・・・・・」

デュオ「(いやだが、勝たなきゃダメだ!!)」

ストーム「ドンッ!!!」

シュン!!

カイト「速っ!もう二人とも見えなくなった・・・・」

二匹とも互角だ。

ストーム「なかなかやんじゃん♪」

デュオ「俺は昔、人間界の五輪を制覇したことがあるからな。」

ストーム「へぇ・・・・・だが、人間界のオリンピックなんて、ちょろいもんさ!!皆、ノロノロと。しょせん人間にまともな走りをする奴はいねぇのさ!」

ストームは、デュオをこして先に行った。二匹とも、超速だ。

デュオ「くそっ、速いじゃねーか・・・・だが俺だって!!」

デュオはストームに追いついた。

ストーム「走りは・・・・一種のバトルだ!!」

デュオ「えっ!?」

ストーム「ソニックストーム!!!」

素早く嵐がデュオにぶつかった。

デュオ「ギャアッ!!」

デュオは転んでしまった。これが大きなタイムロス。二匹は超速なので、一回転ぶだけで、大きく離れてしまうのだ。

デュオ「くそっ・・・・・だが、海を元に戻すためだ!負けられない・・・・・」

続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第152号
ページ番号
8 / 9
この作品について
タイトル
海上の冒険2
作者
水神(ブルーガンツ,アクア)
初回掲載
週刊チャオ第149号
最終掲載
週刊チャオ第153号
連載期間
約29日