第9話  『走りも戦い』

あらすじ(パパっと終わらせます。)

虹色の宝石を、デビラルスという化け物に壊され、悪が復活してしまったウォントスター。
つかまっていたカイトとデュオも、キングから、
「お、お前らが、悪を封印したら、死刑は取り消しにしてやるぞ!!」
といわれた。キングは泳げないのでしずんだ。カイトとデュオは、命令される前から、そんなことわかっていた。そして、七つにわかれた虹色の宝石を捜しにいった。

そこであったのが青いシャドウチャオ、ストーム。そいつは虹色の宝石のひとつ、青い宝石を持っていた。そして、デュオとストームは競争、いわゆるかけっこで勝負した。

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ストーム「へっ、お先に~♪」

ストームはどんどんデュオと離れていった。

デュオ「くそぉっ・・・・・」

デュオはいそいで立ち上がり、走った。

デュオ「体力をとても使うから、あまりこの技は使いたくないんだが・・・・・ウォントスターのためだ!!」

デュオは、いきなりかまえた。

すると、デュオがいきなり真っ白に光って、ドォン!!とものすごい砂煙をだしながら超高速瞬間移動をした。

ストーム「あぁあ、骨のない相手だぜ♪、さて、ゴールまで一直線に進むか♪」

だがそのとき、

シュンッ!!!と白い影がストームを抜いた。

ストーム「なっ、なんだ!?」

ストームは、今のがデュオだとわかった。

ストーム「あいつ、超高速瞬間移動したんだな・・・?あの技はかなりハードで、俺でもできない技なのに・・・・」

ストームは、眉間にしわをよせた。

ストーム「あいつにできるんなら、俺にだってできる!!」

ストームも、かまえた。すると、デュオと同じように、白く光り、ドォン!!とものすごい砂煙をだして超高速瞬間移動した。

デュオ「うおぉぉおぉおお!!このままゴールだ!!!」

ストーム「そんなに簡単にゴールさせるかぁーーー!!」

デュオは、ビクッとして、後ろを見ると、ストームが追いついてきていた。

デュオ「驚いた。お前も超高速瞬間移動ができるのか。」

ストーム「俺とお前では、レベルが違うんだよ♪」

だが、もうパワーがなくなってきて、二匹とも元の速さにもどった。

ストーム「ハァ、ヒー、ヒー。やっぱこの技は体力消耗が早いな・・・・」

デュオ「ハァ・・・・ハァ・・・・・俺はまだまだいける!!」

デュオは立ち上がった。

ストーム「俺だって!!」

ストームも立ち上がった。

デュオ「なぁ、ストーム、お前、走りは一種のバトルって言ったよな。」

ストーム「は?」

デュオ「オラァッ!!」

デュオはストームを殴った。

ストーム「グハッ・・・・・・」

デュオ「お先に!!」

ストームは、すぐに立ち上がった。

ストーム「あまく見てたぜ♪なかなかやんじゃん♪」

ストームは一気にデュオに追いついた。

デュオ「くそっ。離れたって何度も何度も追いついてきやがる・・・・・」

ストーム「俺は誰かが前にいると、闘志がわくんだ。」

デュオ「だが、俺の方が上だ!!」

デュオはストームをこした。

ストーム「うおぉぉーーーーー!!」

ストームもデュオをこした。

どっちも互角だ。

ストーム「それと、さっきはよくもやったな?」

ストームは、デュオの足に向かってスライディングした。

デュオ「グアァーーーーーッ!!!」

ストームは、スライディングでデュオの足を攻撃し、デュオの足はひどいすり傷が・・・・・

ストーム「ちょっと卑怯だが、これが俺のやり方だ♪じゃぁな!」

デュオは、足をかかえ、倒れたままだ。

デュオ「くそぉ・・・・いてぇよ・・・・」

続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第153号
ページ番号
9 / 9
この作品について
タイトル
海上の冒険2
作者
水神(ブルーガンツ,アクア)
初回掲載
週刊チャオ第149号
最終掲載
週刊チャオ第153号
連載期間
約29日