第二百三話 ザコガンキール?

【地下】

マイト「助けてぇ・・・・・」

タトラー「ん?あ!マイト!!」

マイトは炎の牢獄に閉じ込められていた。

ブルーアイ「あの世ってのはやっぱり嘘か、」

マイト「熱い・・・・・早く出せ・・・・・」

ブルーアイ「お安い御用。」

ブルーアイはおりを殴った。すると、おりが壊れた。

マイト「フゥー。熱かった・・・・」

マイトの横に、二匹のチャオが焼けて倒れていた。

タトラー「誰だ?この焼け死んでるチャオは、」

マイト「あれだよ、四天王のガイスとバイリス。」

ブルーアイ「そういえばガンキールがあの世へ飛ばしたんじゃなかったのか?」

マイト「実はな?さっきまでガイスとバイリスはなんとか生きてたんだよ、そんで、聞いたことなんだけど、」

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マイトが真空に吸い込まれたシーンから、

マイト「うわぁぁぁ!!」

タトラー「げ!?マイトが消えた!?」



【地下】

マイト「わぁぁぁぁ・・・・・」

マイトは炎の牢獄の中に落ちた。

マイト「あ、あ、熱い・・・・も、燃えてる!!ギャッ!!ギャァァァ!!」

ガイス「うるせぇな・・・・・」

バイリス「お前もここに飛ばされたのか、」

ガイスとバイリスは、もう真っ黒にこげていた。

マイト「お前ら、あの世に飛ばされたんじゃなかったのか?」

ガイス「あの世?ガンキールはな、実は超弱いんだよ、俺たちでも勝てるほどのな、」

バイリス「でもよ、ガンキールにさからえば、この炎の牢獄へとじこめられるから、誰もさからえなかった。」

マイト「え?超弱い!?」

ガイス「あいつは、あの世へ飛ばす、とか言っておきながら、炎の牢獄へ飛ばすことしかできないんだよ、」

バイリス「お前なら勝てる。弱点を教えよう・・・・」

ガイスとバイリスはどんどん焼けていった。

マイト「大丈夫かよ、お前ら・・・・」

ガイス「いいか?右目を狙え、」

バイリス「そして、ガンキールの首をつかむ。」

ガイス「あとは、マイト、手を開け。」

マイト「え?あっ!!」

なんと虹色の宝石があった。

マイト「そういえばあったな、虹色の宝石、ライガからとられて、そしてライガが右腕になっちゃったから、右手からでてきたんだ!!」

虹色の宝石とは、ウォントスターにある神殿にはめ込む物。はめ込んだ人によって、世界が変わるのだ。

バイリス「虹色の宝石を持って、『闇よ沈め』とさけべ!!」

ガイス「ガンキールを・・・・倒してくれよ・・・・」

バイリス「応援する・・・・・・・・ぜ・・・・・・」

ガイスとバイリスは焼け死んだ。

マイト「ありがとう・・・・ありがとう・・・・でも、牢獄の中じゃ何もできない・・・・」

そしてライガとブルーアイが助けにやってきたのだ。

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タトラー「よし、んじゃぁ弱点もわかった!!ガンキールのとこへ戻るぞ!!」

【地上】

ガンキール「あ!!マイト!!牢獄からでたのか!」

ブルーアイ「オラァァ!!」

ブルーアイはガンキールの右目を殴った。

ガンキール「ギャァァァアアア!!」

マイト「OK!ブルーアイ!!よし、次はライガ!!ガンキールの首をつかめ!!」

ガンキールはびくっとした。

ガンキール「なぜ俺を倒す手順がわかる!?」

タトラー「オラオラ!!」

タトラーはガンキールの首をしめた。

ガンキール「ギャァァァ・・・・」

タトラー・ブルーアイ「マイト!!」

マイト「あぁ!!・・・・闇よ・・・・沈め!!!!」

虹色の宝石が強く光った。

そして、光がガンキールを包んだ。

ガンキール「ギャァァァァァ・・・・・・・」

ガンキールは消えた。

マイト「やった・・・・勝ったぞ!!」

タトラー「ひゃっほぉう!!」

ブルーアイ「記憶・・・・記憶は!?」

マイト「あれ?ブルーアイの記憶がない・・・・」

タトラー「あ、ら、ライガは!?」

マイト「そういえば!!ライガ、勝ったかな・・・」

ブルーアイ「あぁ、僕の記憶よりも、まずライガのところに行こう。」

続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第147号
ページ番号
213 / 223
この作品について
タイトル
海上の冒険
作者
水神(ブルーガンツ,アクア)
初回掲載
2004年4月11日
最終掲載
週刊チャオ第148号
連載期間
約9ヵ月7日