第二百一話 ファイスVSライガ3
ファイス「おおおお!!」
ファイスは角を向けて突っ込んできた。
ライガ「フン。」
ライガは闘牛士のようにヒラリとよけた。
ライガ「闘牛と闘牛士だな、」
ファイス「ヘッ、俺は闘牛よりも強いぜ、」
ライガ「俺だって闘牛士よりもすばやいぜ、」
ファイスとライガはジリジリと近づく。
ライガ「空気弾!!」
ライガが拳をふると、大きな空気の弾がファイスに向かっていった。
ファイス「バキュームシールドォ!!」
ファイスは白い透き通ったシールドを張った。空気弾はそのシールドに吸い込まれた。
ライガ「吸収技!?、まさか・・・・・・・」
ファイス「そのまさかさ!倍返し空気弾!!」
なんとシールドからライガの放った空気弾がでてきた。
ライガ「俺の空気弾!?ぐわぁぁ・・・・」
ファイス「このシールドは、相手の技を吸収し、そして、なんと倍にして返すのだ!!」
ライガ「お前さぁ、吸収技、好きだよな、」
ファイス「相手を苦しめる技は全部好きさ、」
ライガ「また攻撃を吸収されたら厄介だな、」
ライガは吸収されないように攻撃をひかえた。
ファイス「お?なぜ攻撃してこないんだ?」
ライガ「フン、わかってるくせに聞くな、」
ファイス「また吸収されるから攻撃をしてこないんだろ?だが、それじゃあもっとスキだらけだぞ!!」
ファイスはライガの後ろに瞬間移動した。
ファイス「うおおお!!」
ファイスはライガの後頭部に毒の角を刺そうとした。
ライガ「しまった!後ろにいる!?」
ライガはいそいでよけようとした。
ピッ。
ライガの頬(ほほ)に毒の角の傷がついた。
ライガ「しまった、毒の角に当たってしまった・・・」
ファイス「お前はじきに死ぬぞ、ほんの少しだけ当たっても、俺は角をさっき猛毒モードにしたからな、」
ライガは目を真っ赤にし、ファイスをにらんだ。
ライガ「俺は死ぬ覚悟を決めている。」
ファイス「なにっ?」
ライガ「おおおおおお!!」
ファイス「わっ!わっ!!うわぁぁぁぁ!!!」
ライガ「炎破壊空気弾!!!」
炎をまとった、破壊の力を持った空気弾がファイスに当たった。
ファイス「ぐはぁ・・・・・・・・」
ファイスは吹っ飛び、倒れた。
ライガ「ちっ・・・・毒がまわってきた・・・・」
ライガはフラフラしている。
ライガ「少し休もう・・・・マイトたち・・・ガンキールを倒してくれよ・・・・・・」
続く