第百九十八話 二人衆

そして、マイトとタトラー、そして記憶のないブルーアイはブラッド四人衆アジトに行った。

マイト「あれ?一階建てじゃないか。」

しかも誰もいない。

ガンキール「ようこそ。アジトへ。」

タトラー「ガンキール!!」

ブルーアイ「あいつがガンキールか・・・・」

ファイス「あれェ?ライガ坊やがいないなァ、カーッカッカッカ!!」

マイト「くっ・・・・」

マイトは下唇を噛みしめた。

ガイス「久しぶりだな!!」

タトラー「誰?」

マイト「忍者やろうめ、一回倒したのに・・・・・」

すると、マイトが一番憎い奴が来た。

バイリス「よう、マイト。ライガの右腕は元気か?」

マイト「ぐっ!!」

マイトはバイリスを思い切りにらんだ。

マイト「一回負けたくせに、強そうなそぶりするな!!」

バイリス「確かに俺はお前から負けたが、ライガには勝ったぞ!ワーハハハハ!!」

ガイス「ガーーハハハハ!!」

マイト「ぐ・・・・・・・・このやろぉぉぉ!!!」

ゴッ!!

ブルーアイ「ザコが。うるさい。」

なんとブルーアイがガイスとバイリスを殴ると、二匹は倒れた。

タトラー「どこが強いんだよ、」

マイト「ブルーアイ、サンキュ!!」

ガンキール「フン。役立たずめ。」

ガンキールがガイスとバイリスに手を向けた。

ガイス「カハ・・・・・待っ・・・・ガンキール様・・・・」

バイリス「まだ・・・・・・チャン・・・・・チャンスをくだ・・・・」

ガンキール「二度負けるとは情けないな、ザコ二匹よ、」

ガイス「あがぁっ!!やめ!!ちょ・・・・待っ・・・殺さ・・・・死・・・死にたくな・・・・・」

バイリス「あ・・・・・・」

ガイスとバイリスは消えた。

ガンキール「フッ。私は空間を操れるのでな、二匹をあの世へ飛ばしてやってぞい。クククク・・・・・」

ファイス「あぁーあ、これじゃブラッド二人衆だなァ、」

ブルーアイ「で、僕の記憶はどこにあるんだ。」

ガンキール「これだろ?」

ガンキールの手のひらに、丸い光の球がある。

ブルーアイ「か、返せ!!」

ガンキール「ククク・・・・・・・」

ガンキールは空間をねじって、どこかへワープした。

マイト「消えた!?」

ファイス「奥の部屋さ、」

ブルーアイ「よぉし!!」

ブルーアイは奥の部屋に行こうとした。

ファイス「ちょっと待ったァ。俺を倒さなきゃ先には進めねぇなァ、」

ブルーアイ「マイト、お前がさっき教えてくれた、毒の角ってこれのことか?」

ファイス「カッカッカ!!これとはなんだよ、カッカッカ!!」

マイト「こいつはライガが一番憎いやつなんだ。」

タトラー「なんで?」

マイト「ライガの父ちゃんを殺したのさ、」

ファイス「あれは事故だ事故。」

マイト「お前を、このライガの右腕で倒してやる!!」

すると、マイトの黒い右腕(ライガの右腕)が光り始めた。

マイト「・・・・ラ・・・・イ・・・・・ガ・・・・?」

なんと、右腕から、ライガがでてきたのだ。そして、マイトの右腕は、元の自分の右腕に戻った。

マイト「ライガ!!!」

ライガ「マイト!お前らは手をだすんじゃねぇ!!こいつは・・・・俺の・・・・相手だ。・・・・」

タトラー「父ちゃん殺した本人ってならしょうがねぇ、ここはあいつに任そう。」

ライガ「てめぇらはガンキールんとこ行ってろ、」

マイト「ライガ!!絶対勝てよ!!ライガ・・・・ライガ・・・・聞きたいことはいろいろあるけど・・・・これだけは言いたい。俺の友達なんだ!!負けるんじゃないぞ!!!」

ライガ「ヘッ、友達か、まぁ・・・いいか・・・・」

マイトたちはガンキールのとこに行った。

続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第146号
ページ番号
208 / 223
この作品について
タイトル
海上の冒険
作者
水神(ブルーガンツ,アクア)
初回掲載
2004年4月11日
最終掲載
週刊チャオ第148号
連載期間
約9ヵ月7日