第百九十六話 先をこした者
7F
マイト「真っ暗だな・・・・」
マイトとタトラーは恐る恐る進んだ。
マイト「うわっ!!」
マイトは何かにつまづいて転んだ。
タトラー「なに転んでんだよ、」
マイト「いたた・・・・誰だよ、ここに物を置いたのは・・・」
マイトはその物を拾って見た。
タトラー「なんだそれ、コック帽か?」
マイト「これって・・・・シェフがかぶってたのじゃねぇか?」
シェフとは、ここの副幹部。3Fで戦ったが、強くてマイトたちは逃げたのだ。
タトラー「しかも、この帽子、かなりボロボロだぞ、」
マイト「シェフが誰かに負けたのか?」
そして、7Fには結局、誰もいなかった。
8F
マイト「あぁっ!!」
マイトは何かに驚いた。
タトラー「シェフが倒れている・・・・」
なんと、シェフがボロボロになって倒れていたのだ。
マイト「俺たちでも勝てなかった奴を、倒す奴がいたなんて・・」
タトラー「よほど強い奴がいたんだな・・・・」
ドォオオオン!!
いきなり大きな音が
マイト「な、なんだ!?」
タトラー「上の階から聞こえたぞ!!」
マイトたちは急いで9Fに行った。
そこには、2代目パンプキンがたっていた。
マイト「2代目パンプキン!!」
タトラー「でてきやがったな!!」
2代目パンプキン「・・・・・・・・・・・」
2代目パンプキンはフラフラして勝手に倒れた。
マイト「あれ・・?もう倒されてる・・・・・」
2代目パンプキン「俺が・・・・・負けるなんて・・・・・」
?????「まだ生きていたんですか?」
2代目パンプキンの後ろに誰かがいた。
そいつは、ガイコツをかぶったオニチャオだった。
マイト「あれ?あのドクロから見える青い目玉はもしや・・・・」
ドォオオオン!!!
?????が2代目パンプキンを殴った。
2代目パンプキン「カハ・・・・・・」
2代目パンプキンは動かなくなった。
マイト「さっきの大きな音は、お前のパンチだったのか!!」
タトラー「先をこされたな、」
?????「誰だ、君たちは、」
マイト「お前、もしかして、ブルーアイか!?」
タトラー「そういえば、青い目玉が・・・・・」
?????は驚いた。
ブルーアイ「なぜ知っている?確かに私はブルーアイだ。」
マイト「やっぱり!!へぇ、お前、オニチャオになったのか!」
タトラー「本当に強くなって帰ってきたんだな、」
ブルーアイ「本当に誰なんだ、君たちは、」
タトラー「覚えてないのか・・・・?」
2代目パンプキン「ククク・・・・」
マイト「な、なんだ、まだ生きてたのか!?」
続く