第百八十五話 ブルーアイの決心
ミラクルパンプキン基地のドアの前にたつマイトとブルーアイ、そして新たな仲間、タトラー。
ブルーアイ「この扉はカギがかかっていますよ、」
タトラー「俺が壊すか?」
ブルーアイ「無理でしょうね、けっこうこの扉、重いですから、」
タトラー「やってみなきゃわかんねぇだろ!!!」
マイト「あぁ、やってみるか、」
ブルーアイは、頭がいいので、この扉を力ずくで開けることは不可能だ、と思っているのだ。
ブルーアイ「押すにしても60t、壊すにしても鋼鉄の800倍は硬度が高い。壊すなんて無理ですよ、」
タトラー「マイト、ちょっくら手伝ってくれないか?」
マイト「お前も手伝ってくれよ、」
マイトとタトラーは同時に攻撃するつもりだ。
マイト・タトラー「いっせーのーーーーで!!!!」
ゴガァァァァアアン・・・・・・・
マイトとタトラーはドアを殴った。すると・・・・・・
マイト「よっしゃ!!壊れたぜ!!!」
タトラー「けっこうもろかったな、この扉、」
ブルーアイは驚いた目で二匹を見た。
ブルーアイ「こ、こんな硬い扉を・・・!?・・・・・」
マイト「どうした?ブルーアイ、腰が抜けたのか?」
タトラー「先に行こうぜ、」
ブルーアイは腰が抜けて立てない。
ブルーアイ「こんなに強い方に・・・・・ついていけるのだろうか・・・・・・・・僕はこんなに強い方にはついていけない・・・・・・・・」
ブルーアイはおびえていた。
ブルーアイ「僕はこのままマイトさんたちについていったら足手まといになるだけだ!!!」
ブルーアイはさけんだ。
ブルーアイ「マイトさん、ごめん。僕はマイトさんの仲間からはずれます。もっと強くなって、マイトさんについていきます。さようなら・・・・・・・」
ブルーアイは手紙を残して、どこかへ去っていった。
マイトたちは、ブルーアイを残して、先に基地に入っていた。
マイト「あれ?ブルーアイ、遅いな、」
タトラー「まだ腰が抜けてるんじゃないのか?」
マイトはブルーアイが心配になってきた。
マイト「ちょっと俺、ブルーアイを見てくる!!!」
マイトは入り口に向かった。
タトラー「ったくあいつは人がよすぎるぜ、まったく・・・・・」
マイトは入り口の外へ出た。ブルーアイの姿はない。
マイト「おーーい!!ブルーアイーー!!どこ行ったーー!!!」
マイトは、手紙を見つけた。
マイト「ブルーアイからだ。えぇっと、僕は、あなた方のように強いお方にはついていけません。僕は、旅に出ます。もっと強くなって、マイトさんとタトラーさんの仲間にふさわしいチャオになってきます。ブルーアイより・・・・・・・」
タトラーも入り口の方へ来た。
タトラー「あれ?ブルーアイはどうした、」
マイト「ほら、この手紙。」
タトラー「強くなって・・・・・・か・・・・・・」
マイト「ブルーアイを探しに行こう!!敵から襲われてるかもしれない!!!」
タトラー「いや、行くな、」
マイト「なんで!!ブルーアイが危ない目にあってるかもしれないんだぞ!!」
タトラー「あいつは、自分ひとりで強くなろうとしてるんだぞ、なのに、お前はそれをじゃまする気か?ブルーアイは強くなって帰ってくるんだから、かえって来る日を待とう。俺たちは、一秒でも早く2代目パンプキンを倒さなきゃいけないんだ。さぁ行くぞ、」
マイト「・・・・・・・・・わかった。」
そして、マイトとタトラーは基地に入った。
続く