第百五十八話 かの有名な・・・・

マイト「俺は、ウェーブさまを倒したものだ、えっへん!!」

水兵「でもさぁ、なぁ、」

水兵「あぁ、ウェーブ様倒したっていったってよぉ、」

水兵「んだんだ。ライガより恐ろしくねぇから、」

水兵「なんたってライガはかの有名な・・・・・」

水兵「ライグの息子なんだよ!!」

マイト「ライグ?ライガに似てる名前だな、」

水兵「ライグは、かの有名な、」

水兵「チャオ界最高の賞金稼ぎ!!!」

水兵「ねらったものは、逃がさない。」

水兵「もちろん。スタラたちを倒したこともある。」

マイト「なんだって!!?スタラを倒したことがある!!?」

水兵「あぁ、」

マイト「で、でもなんで生きてるのさ、スタラは。」

水兵「フン、それは俺も・・・・・な、」

水兵「知らないのさ、」

水兵「スタラ様にきけばわかる。」

マイト「フ~ン・・・・」

水兵「話を続けるぞ?」

水兵「ライグの妻はライガを産んだ。」

水兵「だが、妻は産んですぐに死んだ。」

水兵「ライグは命がけで子を守ろうといった。」

水兵「そこで、新しい出会いがはじまったのさ、」

-------------------------------------------------------------------------------
↓こっからは昔、ライグが生きていたときの話。(昔)

ライグ「俺は、子を、命がけで守る!」

ライガ「父さんって、強いから、大丈夫さ!」

ライグ「だが、一人じゃ体がもたん。」

ライガ「じゃあ、仲間を探すんだな?」

ライグ「あぁ、そうだ。ん?」

ライグは倒れたチャオを見つけた。

頭や腕や足、背中などに赤い角がはえているチャオだ。

ライグ「どうした!!何があった!!」

???「ん・・・・・・・うぅー・・・ん・・・・・」

ライグ「目を覚ましたか、ほら、水だ。飲め、」

???「んくっ、んくっ、プハーーー!!!!」

ライグ「のどがかわいてたのか、」

???「あぁ、ありがとよォ、旅のしすぎでねェ、」

ライガ「ねぇねぇ、君、なんで角が生えてんのー?」

???「え?あー、あぁ、ちょっとな、」

ライグ「フゥ。で、君?もしかしてスタラの仲間とかいうんじゃないよね?」

???「はァ!?スタラなんかの仲間になるかよ!!!」

ライグ「よかった。なぁ、いっしょに来ないか?」

???「へへ、俺もいまそう思ったところさァ、」

ライガ「名前はぁ?」

ファイス「オイラの名はファイス!!毒の・・・・・・いや、かっこいい角のファイスだ!!!」

ライグ「よし、強い味方になっとくれ、」

--------------------------------------------------------------------------
↓こっかたは今。

水兵「平和そうに見えるだろ?」

マイト「あぁ、でも、ファイスってどっかで・・・・・・・・・」

水兵「でも、明るい火もいつか消える。」

水兵「悲劇は起こった。」

マイト「・・・・・・・・」

水兵「なぁんと、」

水兵「ファイスが、」

水兵「毒の角で、」

水兵「ライグをさしてしまったのだ!!!」

------------------------------------------------------------------------
↓昔

ライグ「ぎゃあぁーー・・・・・・・・あぁーーー!!」

ライガ「こらぁ!!なんで、なんで父さんを・・・・・」

ファイス「こいつはいただくぜ、アバヨ、」

空中にわれめができて、ファイスはそこへ逃げようとした。

ライガ「待てぇ!!!」

ファイス「おっと、なんだい?おチビちゃん、」

ライガ「僕と、僕と勝負だ!!!」

ファイス「無理無理、」

すると、ファイスがかかえているライグが声をだした。

ライグ「ライガ・・・・・・こいつの角には毒があるんだ・・・・手をだすな・・・・・」

ライガ「でも、でも!!!」

ライグ「俺の銃だ。マシンガン。うけとれ、」

パシッ!!

ライガ「待ってよ!!いかないでよ!!父さーーーーーん!!!」

---------------------------------------------------------------------
↓今

水兵「という具合だ。」

マイト「かわいそうな過去があったんだね、ライガは、」

水兵「だが、なぜライグを殺して、つれて帰ったのか、」

水兵「俺たちにもさっぱりさ、」

水兵「まぁ、ファイスは他人だからなぁ、」

水兵「じゃあ、話は終わり。」

マイト「・・・・・・・・ライガ・・・・・・・・」

マイトは立ちだした。

マイト「ライガ!!お前も俺と同じで仲間を失ったんだ!!闇のどんぞこから出してやるぜ!!」

マイトは、風のシューズで走っていった。

水兵「たっしゃでなーーー」

水兵「そういえば勝負は!!?」

水兵「しまった!!忘れた!!!」

続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第138号
ページ番号
168 / 223
この作品について
タイトル
海上の冒険
作者
水神(ブルーガンツ,アクア)
初回掲載
2004年4月11日
最終掲載
週刊チャオ第148号
連載期間
約9ヵ月7日