第百五十九話 ファイスの秘密?
水兵「コラーーッ!」
水兵「待てーーー!!」
水兵「戦いはどうしたんだーー!!!」
マイト「あ、ごめん。今日はパス!」
水兵「勝負にパスもあるかーーー!!」
マイト「追いかけるだけ無駄さ、」
水兵「なに?」
マイト「僕は、風のシューズで飛んでいけるからね、」
ヒューーーーーン!
マイトは風のシューズで空中を瞬間的に移動した。
水兵「ちくしょーー!!!」
水兵「にげられたーー!!!」
マイト「フゥ、ここまでくりゃぁ、もう大丈夫。」
「ん?あー、あぁ、リョウカイリョウカイ。ケーケケケ、」
誰かの声がきこえた。
マイト「だ、誰だ?」
マイトはかくれた。
「そっちはどうなんだァ?あぁ、ジュンチョウジュンチョウ。」
マイト「あいつ、どっかで見たことがある・・・・・」
そいつは、頭、腕、足、背に赤い角があった。
誰かと、通信機で話しているようだ。
「ケーケケケ、大丈夫さ、くれぐれも失敗しねェから、」
マイト「なんの話をしてんだ・・・?」
「リョウカイ。こちらブラッド四人衆『ファイス』。」
マイト「ファイスだって!!?」
ファイス「ケケケッ!!?だーれかいんのかァ?」
マイト「しまった!大声をだして・・・・・・」
ファイス「すまねぇ、ちょっと誰かに気がつかれたみたいだ。きるぜ、」
プッ!
ファイスは通信機の電源を切った。
ファイス「そこにいんのァ誰だァ?」
マイト「お、おれはマイトだ。」
ファイス「秘密を知ったからには、生きて返さねェ。」
マイト「ひ、秘密!?」
ファイス「お?まさか、お前、秘密のとこまで聞いてなかったのか?」
マイト「う、うん。」
ファイス「なァらよかった。だが、このことは誰にも話すな、」
マイト「ハイ!!!」
ファイス「いせいがいいじゃねェか、気に入った。」
マイト「え?」
ファイス「こまった時にはいつでも俺を探しなァ、力になるぜ、」
マイト「あ、ぁぁ?あ、ありがとう。」
ファイスは消えた。
マイト「なんだぁ?あいつ、本当に悪いやつか?」
マイトは頭がこんがらがっている。
マイト「でも、誰と話してたんだろう・・・・・・」
続く