第百五十六話 本当の強さ

マイト「コピー・・・・」

アクアナイト「いけ!!水兵達!!!」

水兵「おう!」

マイト「強くなんないと・・・・・」

水兵「ウォーターカッター!!!」

マイト「うわあああああ!!」

アクアナイト「ガハハハハ!!」

マイト「強くなって・・・・・あいつを見返さなきゃいけない・・・・」

水兵全員「オラオラオラーーー!!」

マイト「強くならないと・・・・・」

アクアナイト「やれやれーー!!」

マイト「強くなんないといけないんだ!!!!」

マイトが立ち上がった。

マイト「うおおおおおおおおおおお」

マイトが、力をためると、海がもりあがってきて、龍のような形になった。

マイト「俺の、仲間みんなの力!!!」

水兵全員「ワーーッ!なんだあのでかい水の龍は!!」

アクアナイト「なんか・・・・・やばいような・・・・・」

マイト「アクアドラゴン!!!!!!」

水の龍は水兵たちとアクアナイトにぶつかって、はじけて消えた。それとともに、水兵とアクアナイトも消えた。

マイト「な、なんだ?今の力・・・・・・・・」

マイトは自分で強くなったと感じた。

マイト「もう俺、強いんじゃねぇか、」

マイトは、走った。

マイト「ハハハハ!あとはライガを探すだけだ!!」

BANG!BANG!BANG!

マイト「ギャッ!!」

どこからか、銃弾がマイトに飛んできて、当たった。

マイト「グワ・・・・・いったい・・・・・・なにが?」

マイトはハイパーリングで回復した。

ライガ「余裕こいてんじゃねぇよ、」

マイト「その声は・・・・・」

ライガ「俺だよ、ライガさ、」

マイト「近くにいるのか!?」

ライガ「あぁ、」

マイト「どこにいる!?」

ライガ「それよりもよぉ、」

マイト「?」

ライガ「あれだけで強いと思ってんのか?」

マイト「だって、あのすごいパワーで水兵たちを・・・・・」

ライガ「バーカ、今俺が銃を三発撃っただけで、おめぇは苦しんだだろ?」

マイト「う・・・・・・・・」

ライガ「本当の強さってのは、自分で感じるんじゃない。」

マイト「・・・・・・・」

ライガ「誰かに認めてもらう。それが本当の強さってもんだ。」

マイト「そいえば・・・・・・俺、自分で強いって感じた。」

ライガ「自分で強いと感じることぐらい誰でもできる。誰かに認めてもらえれば、誰でもできるってわけでもない。」

マイト「よし、わかった。ありがと、ライガ、」

ライガ「へッ、礼は俺に勝ってから言いな、ま、俺に勝てるはずはないがな、」

マイト「ムカッ!!」

・・・・・・・・・

ライガの声がきこえなくなった。おそらく、もうどこかへ行ってしまったのだろう。

マイト「認めてもらうくらい、強くならなきゃ!!!」

続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第136号
ページ番号
166 / 223
この作品について
タイトル
海上の冒険
作者
水神(ブルーガンツ,アクア)
初回掲載
2004年4月11日
最終掲載
週刊チャオ第148号
連載期間
約9ヵ月7日