第百五十話 裏切らない

前回のあらすじ~

CW「俺は死ぬときに爆発する。それでマイト、お前も死ぬんだ。」

マイト「あぁ、いいさ、スタラなんか関係ない。ウェーブ、お前を倒せただけで十分だ。仲間も、関係ない。」

CWが爆発する寸前に、CWを銃で撃ち、爆発を止めてくれたものがいた。

???「てめぇスタラが関係ないとかいうんじゃねぇっ!!」

マイトは散々説教された。そして、

???「助けただちんにこの宝石、もらっとくぜ、」

虹色の宝石を持って、風と書かれたスケボーで去っていった。
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マイト「くそぉ、虹色の宝石が・・・・・」

マイトは、倒れている仲間を見た。

マイト「全員・・・・・死んでる・・・・・・・俺・・・・・俺・・・・」

マイトは下を向いた。

マイト「なんで・・・・なんで仲間を見捨てたんだ・・・・・俺は・・・・・・・・・俺のせいでみんな・・・・・・」

マイトは叫びながら頭を叩いた。

マイト「うわああああああああ!!!」

すると、どこからか声が聞こえた。

「マイト、俺たちはお前に全ての力、預けた。俺たちの分にも、スタラに勝ってくれ。」

マイト「このこえは・・・・・・・・・・みんな・・・・・・?」

「さようなら・・・・・・・・・・俺たちは天へ・・・・・・・」

風が吹くと共に、声は消えていった。

マイト「そうだ・・・・・・・・・みんなの期待を裏切っちゃいけない。」

ヒュウウウウウ・・・・・・・・・・

冷たい風が吹き、マイトはピンときた。

マイト「そうだ。あいつは風のスケボーを使って、風に乗って去っていった!!!だから、風の吹くほうへいけば・・・・・・・」

マイトはアクアシューズを走らせた。

マイト「やっぱりだ。風のスケボーは風を吸い込むから、僕も吸い込まれそうだ。もう少しであいつに会える・・・・・・・」

マイトはアクアシューズをもっと速くさせた。

向こうに、スケボーの上で休んでいる。そのスケボーは、海上機能があるのか、水に浮いている。

マイト「いたっ!!!でも、あのスケボー、見たことのないチャオアイテムだな・・・・・・・・」

???「あ、さっきのチビか、」

マイト「虹色の宝石を・・・・」

???「ストップ。」

マイト「え!?」

???「俺は今から忙しいんだ。話は今度だ。」

マイト「え!?え!?ちょっと・・・!!」

???は風のスケボーで走ろうとすると、マイトが必死に走って追いかけてくる。

???「なーんでついてくるんだ、」

マイト「どこいくんだよっ!!」

???「うっとおしいガキだ。」

マイト「ガキじゃない!!!」

???「しょうがねぇ、場所なら教えてやろう。俺は夕方の海上牧場で決闘があるんだ。」

マイト「海上牧場?」

???「だが、ついてくるんじゃねぇぞ!!じゃあな、おチビちゃん!!!」

風のスケボーですぐ去っていった。

マイト「海上牧場か・・・・・・・」

続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第136号
ページ番号
160 / 223
この作品について
タイトル
海上の冒険
作者
水神(ブルーガンツ,アクア)
初回掲載
2004年4月11日
最終掲載
週刊チャオ第148号
連載期間
約9ヵ月7日