第百三十一話 トゲサンゴ

CW4との戦場は、トゲサンゴだ。

マイト「ここが俺の墓場だって?」

CW4「俺が見える未来はそうだ。カッカッカッカ!!」

ゴボ・・・・・・

CW4「俺の中にいるお前の仲間、そろそろ息苦しくなってきただろうに、」

中に、必死でもがいている仲間が見える。

マイト「早いとこ、助けないと!!!リアラみたいになっちまう!!!」

CW4「お前はすっきりしたんじゃないのか?ごちゃごちゃ仲間がいてさぁ、じゃまだろ?作者的にも。」

マイト「仲間がいなくて・・・・・いいと思うかああああ!!!」

マイトはまだ少し熱いファイヤーソードをCWに突き刺そうとした。

CW4「ここでは俺が有利だな、そら!!!」

CW4がすごい勢いで泳ぐと、強い水圧がマイトにぶつかった。

グワァッ

マイト「うわっ!流される!!!」

マイトが水圧に押され続ければ、トゲサンゴに串刺しだ。

マイト「なんのおおおおお!!!!!!」

マイトは必死に泳いでいる。

CW4「この水圧に耐えられるとは、なかなか、」

マイトは岩につかまった。

マイト「どうだ!!!(ちょっと危なかったぜ、)」

CW4「オラオラオラーーー!!!!」

CWは泳ぎまくり、大きな波を起こした。

マイト「岩から手を離したら・・・・サンゴの串刺しか・・・・こりゃ岩が命綱だ。」

CW4「まだ耐えるとはな、オラオラオラーーー!!!」

CWはまた泳ぎまくる。水の流れでマイトがつかまっている岩までトゲサンゴに近づいてきている。

マイト「くそ・・・・・・はなしたら終わりだ・・・・・・」

CW4「じれったいなぁ、へへ、ここらへんは俺の庭のようなもんだ!!ちょっと驚くことをしてやるよ、」

マイト「うぐ・・・・?」

CW4「伸びろトゲサンゴ!!!そしてマイトをぐるぐる巻きにして、刺し殺してしまえ!!!!」

すると、トゲサンゴは命令どおりに伸びて、マイトをぐるぐる巻きにした。

マイト「離せ!!離せ!!!!」

CW4「離すんじゃねえぞ、トゲサンゴ。よし!!あとのサンゴは、こいつを刺しまくってやれ!!!!」

サンゴはいわれたとおりにマイトに向かっていく。

マイト「くるなあああああ!!!!!」

マイトはサンゴにつかまり、身動きもできないまま、ほかのサンゴにきられている。

ザクッズバッスパッ!!

マイトはあまりの痛さに声も出ず、エアーネックレスを落としてしまった。エアーネックレスは海中深くに沈んでいった。

続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第133号
ページ番号
141 / 223
この作品について
タイトル
海上の冒険
作者
水神(ブルーガンツ,アクア)
初回掲載
2004年4月11日
最終掲載
週刊チャオ第148号
連載期間
約9ヵ月7日