第百二十二話 カオスウェーブ!!?
100F!!!
ヒューウーゥーーー・・・・・・・
窓からふく風が、最上階の床をなでる。
そこに、ウェーブの姿はない。
マイト「い、いないぞ・・・・・・」
チロ「どこにいるんですか・・・・・?」
ロイン「・・・・・・・・」
クワギ「いないんじゃないのー?」
クワギが一歩進んだ瞬間、
シュッ!!!!
クワギ「わあっ!!」
なんと、天井からクワギに向かって矢が落ちてきた。
マイト「う、上だっ!!!」
クワギは矢を間一髪でよけた。
天井には、スライムのようにはりつくウェーブがいた。だが、いつもより色がちがく、大きくなっている。
ロイン「その色、その感じ、お前、カオス軍団を自分の体に取り込んだじゃろう。」
マイト「なんだって!!!?」
ウェーブ「正解さ、」
ギャリー「あんだけ仲間思いのお前が・・・・なんで・・・・・」
ウェーブ「死んだわけじゃない。俺とカオス軍団は一心同体。一緒に戦っているのだ。そして、今日から俺の名前は、カオスウェーブ!!!」
タップ「そういえば、ダントは死んだんじゃないのか?」
カオスウェーブ「ガハハハハ・・・・・俺が全ての力を出し切れば、チャオの一匹二匹は生き返らせることができる。んでもって、俺の力がなくなったから、カオス軍団の体を借りたのだ。」
なんと、カオスウェーブの声は、ダント、ヒータ、ライプ、ウェーブの声が同時に出ている。
リアラ「ウェーブ、いや、カオスウェーブ、俺はお前に恨みがあるんだ。」
カオスウェーブ「だから、俺はお前なんか知らないって!!」
リアラ「俺が一番信じていた仲間を殺した。その名は、ナイツ!!!」
カオスウェーブ「は?お前はナイツチャオを恨んでいたんじゃないのか?」
リアラ「けんか友達さ・・・・・・・・だが、リアラチャオがでないってのもいまだに怒っているがな、」
カオスウェーブ「それは俺の知ったこっちゃない。」
マイト「行くぞ、」
カオスウェーブ「いっとくが、俺は今までのウェーブとは違う。カオスのデータを取り込んだ以上、お前らに勝ち目はない。」
ロイン「なに!?」
カオスウェーブ「俺は、カオスウェーブ0!!!」
マイト「なるほど、カオスのように7まで進化していくのか、ってそれはカオスエメラルドが必要だろ!!?」
カオスウェーブ「ガハハハハハハ!!!」
続く