第百十六話 とける城
クリア「ハハハハハ!!!追いつくぜぇぇ・・・・・!!!」
ギャリー「みんな!!!お化けを倒せ!!!」
タップ「お化けなんか倒せないよ!!!」
ギャリー「大丈夫さ!!チャオなんだから!!液体状ではないはずだ!!!それに、すりぬけもしないはず!!!」
クワギ「クワガタプレス!!!」
ガッシャーーーーーーーン!!!!
お化けチャオ「ぐわあああ!!!」
ドリク「本当だ!!面白いように攻撃が当たるぜ!!!」
ドカバキ!!!
タイン「お化けにばかり集中しないで下からくるクリアにも攻撃を!!!」
クワギ「まかせて!!魔石で倒す!!魔法!アイアンジョッキン!!!!!」
クリア「うわあああああああ!!斬られるーーーー!!!!」
クリアは手を放してしまった。クリアは落ちた。下で鈍い音がした。
トロッコはどんどん進んでいく。
ガタガタガタ・・・・・・
12F
ギャリー「誰もいないぞ、」
13F
タイン「ここもだ。」
その時、心の中でウェーブの声が・・・
ウェーブ「12Fからの俺の仲間は全部最上階の下の階に避難させた。」
ドリク「なぜそんなことする!!!」
ウェーブ「君達、海に落ちてもらおう。」
ウェーブがそういうと、1Fからウェーブキャッスルは溶けていった。
13Fも溶けてきた。
タップ「わああああ!!!ここで落ちたら苦労が水の泡だ!!!ギャリー!!!早く上へ!!!」
ギャリー「レバーを全開にひく!!!」
ガシャン!!!
グオオオオオオオオオオオオン
トロッコはとても速く進んでいく。
ドロドロドロ・・・・・・・・・
タップ「はやくうううう!!!!」
ギャリー「これ以上無理だああああああああああ!!!!!!」
その時、トロッコが下から押された気がした。
トロッコの下を見たら、クリアが最後の力をふりしぼり、トロッコを押していた。
タイン「クリア!!!」
クリア「へへっ・・・・・どうせなら俺に勝ったお前たちがウェーブやスタラにかって欲しいからな、俺は、ウェーブとスタラにむりやり仲間にされた。だからウェーブも俺だけ上の階へ避難させてくれなかった。お前たちが来て、本当に嬉しかった。・・・・・・・」
クリアは、最後に力いっぱいトロッコに頭突きした。すると、トロッコはぐんぐん上へ上がっていった。
クリア「勝ってくれよ・・・・・・」
クリアは下に落ちた。
続く