第百十二話 姿全てなし
クリア「俺には特殊な能力、いや、チャオアイテムがある。」
マイト「なにっ?」
タイン「そういえば、チャオアイテムって、誰もが使ってる有名なアイテムなんだよな、チャージとジャロブが作った・・・・」
クリア「目とか羽とか、見えれば俺が負ける。だが、見えなかったらどうするか?」
マイト「なにっ!?」
クリア「チャオアイテム!!クリアシロップ!!!」
クリアはひとつのビンを取り出し、中のシロップを飲んだ。
ゴキュ・・・・ゴキュ・・・・
クリア「プハーーーーッ!!!これが甘すぎなんだな!!!」
マイト「!!!」
なんと、クリアの目や羽など、見えていたところが消え、ビンが浮いているように見える。
クリア「おっと、こんなビン持ってたらわかっちゃうな、」
クリアはビンを窓から投げ捨てた。
クリア「さぁどうする?俺もシラネェヨ、」
キン「ど、どうする?」
クリア「俺、ザコだけど、大技持ってる!!!地震!!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!!!
マイトたち「うわあああああああああ」
タイン「マイト!!こんなにたくさんいたらいっせいにやられる!!カプセルを使おう!!!」
マイト「よし、タイン!ギャリー!変身ブラザーズ!!!カプセルに入れ!!!」
ポチッ!!!
五匹は保存場所に行った。
ロイン「残ったのは、わしと、マイトと、キン、ギン、そしてチロか、」
クリア「少なくなったからこっちのもんだよ!!!」
マイト「うるさい!!!お前はザコ!!!ザコはザコなんだ!!!」
クリア「うるさいうるさいうるさい!!!!」
キン「姿を探して見せる!!!」
ザッ・・・・・・
少しの足音が聞こえた。そこに向かってロインが・・・・
ロイン「ロインソード!!!!」
クリア「うわっ!!!!アブネェ!!!」
ロイン「みんな!音を頼りにするのじゃ!!!!」
キン、ギン「わかった!!!」
チロ「はい!・・・・・・・あれ・・・・?わあああああ!!!!」
マイト「どうしたチロ!!!」
チロ「虹色の宝石が・・・・・ないです・・・・・・・」
マイト「なんだって!!!?」
チロ「虹色の宝石をつかえば、幻といわれるスタラキャッスルをずっと出す事ができる、大切なアイテムなのに・・・・・・」
クリア「え!!?ないの!?」
ロイン「とぼけるでない!!!」
ギン「虹色の宝石返せ!!!!」
クリア「なんでないのさぁ!!俺はトッテネェヨ!!!」
ロイン「本当にとってないらしい・・・・・」
チロ「そんなはずは・・・・・・」
クリア「(へへ・・・・・実は虹色の宝石もシロップかけて消しちゃった、それは俺がもってるもんねー♪)」
クリアが心の中でそういっている。
続く