第百十一話 透明チャオクリア

新しいチャオアイテムをもらったマイトたち、

マイト「そういえば、9Fって誰もいないなぁ、」

ロイン「10Fにあがっていいのか?」

???「マテヨ、」

チロ「だれっ!?」

???「ソコノオンナ、首ニカケタ虹色ノ宝石ヲモラウ。」

チロ「えっ!?ダメです!!わたしません!!」

???「ソレガ悪ノ手にワタッテ、ドコカノ神殿にハメレバ、コノ世スベテガ悪にナルノダ。ワタセ、ワタセ、」

ギャリー「お前は誰だ!!姿を見せろ!!!!」

???「見セテルツモリナンダケドナ、姿見セロナンテ、俺デキネェヨ、オ前達ガ見抜くシカネェナァ、」

チロ「キャアッ!!!!」

なんとチロが宙に浮いた。誰かから持ち上げられたように、

マイト「あっ!!!」

なんと、宙に浮いたチロの下に、なにやらチャオの目や羽がある。

マイト「こいつの正体、透明チャオだ!!!」

???「やっと気づいた。カタカナっぽく喋るの苦手で・・・・・」

タイン「なんでカタカナっぽく喋ったんだよ!!」

???「あれ?なんでだろう、」

キン「なんでだろ~~~なんでだろ~~~♪」

マイト「ふざけるな、」

クリア「俺の名はクリア、透明チャオなのだぁ!!!!」

チロ「キャアアアアア!!!!!」

なんと、持ち上げられたチロが、投げ飛ばされた。

ズドッ!!!

チロ「いた・・・・・・・」

チロは身動きできない。

クリア「みんな、トマッテレバイインダヨ!」

クリアが目を光らせたとたん、みんなの体が止まった。

マイト「う、動けない・・・・・・・」

クリア「へへへ、俺が光らせた目を見ると止まるのさ、」

ロイン「わしは見とらんぞ、」

ロインの目は、闇のようににらんでいた。

クリア「ひゃあ!!怖い顔!!!」

ロイン「ロインソード!!ドロップカッター!!!」

ズシャッ!!!

クリア「ギャアーア!!!!」

ロイン「目などが見えればこちらのもんじゃ。」

パッ!!!

マイトたちが動けるようになった。

ギャリー「へっ!あいつ、けっこうザコかも!!!」

クリア「そうさ、俺はザコさ、だが、ザコには特殊な能力があるのだ!!!」

続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第131号
ページ番号
121 / 223
この作品について
タイトル
海上の冒険
作者
水神(ブルーガンツ,アクア)
初回掲載
2004年4月11日
最終掲載
週刊チャオ第148号
連載期間
約9ヵ月7日