第九十六話 パVS変身ブラザーズ ドリクドラゴン

ドリク「グワァァァッァァァオ!!!!!」

ドリクの背にタップとクワギが乗り、ドリクはパに突進した。

パ「お、うわああああああああ!!!!!!」

ドッシーーーーーーーーン!!!!!

ドラゴン(ドリク)の頭の角がパの腹に刺さった。

タップ「これで・・・・・フィニッシュか・・・・・・・・」

クワギ「あぶーぶぶ・・・・・うえぇぇぇん!!!」

ドリク「ぐわお?グワオ?ぐわおおお???」

ドリクはクワギがなぜ泣いているか気になった。

タップ「わかった。ほら、足が削られてるままだろ?だから、痛くて泣いたんだ。普通、足がなくなったら、誰でも痛がるよ、だって、俺もいたいもん。」

ドリク「ガァオオオ、ガオ、ガオ、」

ドリクはドラゴンになっても、足はなくなっていて、血がでている。だが、ドラゴンは空を飛べるので、安心だ。

クワギ「ひえぇぇぇぇん!!ひえぇぇぇん!!」

ドリク「ぐわぁお・・・・・・」

ドリクはクワギの足をなめてあげた。

クワギ「ひん・・・・・・ひん・・・・・・・」

タップ「よし、もうお前は強いんだから、泣くなよ、」

クワギ「うん・・・・・わぁったぁ、」

タップ「喋った!!!?」

ドリク「グワオ!!!」

タップ「え?さっきも喋ったの?えええ???で、でも、もうパには勝ったんだ。」

パVS変身ブラザーズ、完

パ「ってかってに終わらすんじゃないYO!!!!僕は生きてるYO!!!」

ドリク「グワッ!!!」

タップ「なんで!?さっきの角で心臓もささったはず・・・・・・」

パ「バカ、水レンジャーは液体状だYO!!心臓もなく、血もないんだYO!!僕は、痛みだけ感じて、傷つかないんだってYO!!!」

ドリク「ぐわっ!!!」

タップ「た、確かに液体状だもんな、こりゃ倒すのは難しいな、」

クワギ「ぼくぅ、ませきもっえるぅ、こえつあかおぉ、」

タップ「僕、魔石持ってる、これつかおうって言ってる!!!」

ドリク「ぐわ・・・・・・・グワッ!!!」

タップ「ドリクが、俺の頭にのって、魔石をつかえって言ってるよ!!」

クワギ「わぁったぁ!!!」

クワギがドリクの頭の上に乗った。

タップ「クワギ!!!ドリクの頭の角には気をつけろよ!!!」

クワギ「わぁったぁ!!!」

ドリク「グワァオ!!!!」

タップ「早く魔法をってドリクが言ってるよ!!!」

パ「どんな魔法でも、へでもないサ!!!」

クワギ「ぶらざーーーーーーびぃぃぃぃーーーーむぅ!!!!!!!」

カッ!!!

クワギの魔石からとんでもないほどの光りがわきあがってきた。

続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第127号
ページ番号
106 / 223
この作品について
タイトル
海上の冒険
作者
水神(ブルーガンツ,アクア)
初回掲載
2004年4月11日
最終掲載
週刊チャオ第148号
連載期間
約9ヵ月7日