第六十三話 ロインの過去編3

ザスに呼ばれ、狭いドアからでてきたロイン、

ザス「お前、あれほど入るなっていっただろ!?」

ロイン「だって、気になるじゃないか、毎日毎日入るな入るなって・・・・・・・」

ザス「俺は、お前に行って欲しくなかったから、隠してたんだ、」

ロイン「でも、でも!俺勇者だから、いかなきゃ・・・・・」

ザス「お前はそいつらの怖さを知ってるのか?」

ロイン「え?知らないけど・・・・・・・・」

ザス「最後にかかってただろ?勝てる確率はかなり少ないんだ、それでも行くのか!??」

ロイン「行くよ、」

ザス「!!!」

ロイン「だって、勇者じゃん、俺。勇者の本見たことあるんだけど、勇者は何事にも恐れない事が大切なんだって・・・・・俺、怖くないよ、だから、行くよ、絶対!!」

ザス「・・・・・・・・だ、だが!!それまで行って死ぬかもしれないし・・・・・・」

ロイン「勇者は死も恐れちゃダメなんだ!!!!」

ザス「・・・・・・・・・・・・・」

ロイン「僕は、平和を守らなきゃいけないんだ!!!」

ザス「死ぬかもしれないとか、危険だ、とか、俺はそういうこと気にしてないよ、ただ・・・・ただ・・・・・・」

ロイン「ただ?」

ザス「お前の顔が見れなくなるのがやなんだ!!!やなんだ!!!!」

ロイン「ザス・・・・・・・・・・・・・」

ザス「・・・・・・・・・・」

ロイン「止めたきゃ止めろよ、俺は残るぜ、」

ザス「いや・・・・・・・・行け、」

ロイン「えっ!?」

ザス「行けよ、応援するぜ、ただし、絶対・・・・・・」

ロイン「?」

ザス「生きて帰って来いよ、約束だ。」

ロイン「わかった!!ありがとう!!!ザス!!!!」

そして、ロインは旅のしたくをし、出発した。

だが、敵も現れないまま、五年がすぎた。(ウェーブ省略)

その時から、波が荒れ、海がきらきら光るようになっていった。
その時!!!!

ロイン「ん?うぁ・・・・・うああああああ!!!!!」

目の前に、スタラキャッスルが立っていた。

ロイン「ここが・・・・・スタラキャッスル・・・・・・・・」

ロインは、背負っていたロインソードを構え、入っていった。
数十時間で消えるというので、いそいで最上階に向かった。

かなりの時間がたち、最上階についたロイン、

スタラ「久しぶりの客だ、こんにちは、」

ロイン「う、うるせぇ、」

続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第123号
ページ番号
71 / 223
この作品について
タイトル
海上の冒険
作者
水神(ブルーガンツ,アクア)
初回掲載
2004年4月11日
最終掲載
週刊チャオ第148号
連載期間
約9ヵ月7日