スペシャル3(第十六章 ヒーローへの怒り

なぜか巨大でなぜか燃えているグロンドは、とても強い怒りをだしていた。

グロンド「ぐぉぉぉ・・・・ぐおおおおおお!!!」

マイト「ちょっと待て!な、なんで怒ってるんだ!?ウェーブチャオの手下だな!?お前ぇぇ・・・・」

ドリク「待ってマイト、なんか、あの鬼チャオに、すごく悲しい過去があるみたいだよ・・・・・話を聞こう。」

ダン「こんな化けもんにどんな過去があったっていいだろ!!」

グロンド「あれは五年前だった。」

マイト「うわ!なにも言ってないのに話始めてるし!」

グロンド「俺はこの浮島のような、草原のある浮島で産まれた。」

タップ「ねぇねぇ、これってドラマ?」

ドリク「黙って聞いてろ!」

グロンド「俺は楽しくくらしていた。とても平和だった。だが、時はながれ、空から○リオが降ってきたんだ。」

マイト「はぁ!!?○リオ!!!?」

グロンド「○リオは暴れた。ファイヤーボールで浮島を燃やしまくったんだ。そして、原因はわからないが、大火事がおきた。」

ダン「いやいやいやいや、原因わかってるじゃん。○リオ!原因は○リオのファイヤーボール!!」

グロンド「そんなの知ってるに決まってんだろ、バーカ、」

ダン「!!??・・・・・??・・・☆*@%$#&!!!?」

マイト「大丈夫?頭くるってるぜ?ダン、おっと!自爆はダメだぞ!スイッチ没収!」

グロンド「○リオは見てみぬフリ、そのまま飛んでどっか行っちゃったんだ。俺はそのまま死んだ。そして浮島はすべて燃え尽きて、俺は死んだまま海に落ち、流された。そしてここに着いた。俺は幽霊になっていた。そして昨日、ウェーブチャオがここに来た。そして、言ったんだ。
「お前が死んだのは、ヒーローのせいだ、ヒーローなんて最後には心が悪くなる。さぁ、ヒーローを恨め!そして逆襲しろぉぉ!!!」
そんでもって俺はヒーローに逆襲してやるんだ。だからチャオに役立つ小動物を殺した。しかも幽霊になれば、大きさも、変化できるし、しかも燃えて死んだから、炎にまかれている!」

タップ「へー、俺も火事で死んでみようかなー」

ドリク「なーにバカな事考えてんだ!!」

グロンド「今も、今も、恨んでいる、ヒーローを許すわけにはいかん!!!」

キン、ギン「聞いてたよ、全部、」

ダン「あ、キン、ギン、気がついたか!」

タイン「話は全部わかりました。ずっと起きてましたよ、」

グロンド「お前ら、全員ヒーローだろ!」

マイト「勘違いだろ!!?この中にヒーローチャオはいないぜ!!?」

グロンド「属性じゃない!気持ち!お前の気持ちはヒーロー!!!」

キン「ぼ、僕達を恨まないでよ!」

ギン「そうだよ!悪いのは、○リオだよ!」

グロンド「殺ーーーーす!!!!」

タイン「チャオアイテム!筋肉ジュース!」

ゴクッ!
タインの体はマッチョになった。

タイン「皆!つかまって!ホバーで飛ぶよ!!」

ガシィッ

グロンドの吐いた炎を飛んでよけた。

タイン「ガハハ!マッチョだから全員持っても重くなーい!」

グロンド「・・・・・・・・」

ボオォッ!!!
グロンドの羽にたくさんの炎が取り付き、巨大な炎の羽になった。

グロンド「この怒りから逃げられると思うなぁぁぁ!!!」

タイン「くっそぉ!速いよ相手は!」

タップ「でも速いよタイン!俺フライタイプだけど、こんなにスピード出せない!」

タイン「でも、今はこんな事いってる場合じゃ・・・・!」

グロンド「うおおぉぉぉーーー!!!!」

ドガァッ!!!

グロンド以外「ぐわあああぁぁぁぁ!!!!」

浮島の地上に落ちたとき、タインに異変が・・・・


続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第114号
ページ番号
15 / 223
この作品について
タイトル
海上の冒険
作者
水神(ブルーガンツ,アクア)
初回掲載
2004年4月11日
最終掲載
週刊チャオ第148号
連載期間
約9ヵ月7日