エピソード №25
ゼロ「ZZZzzz」
ヤイバ「あーあ、気持ちよさそうに寝ちゃってなぁ。」
エピソード №25 「数多の謎」
とりあえず、前回の活躍っぷり(をしてない奴もいるが)を買われて、ゼロの事務所に勤める事になったカズマ達。
ヤイバ「おかげで所長は寝てばっかり・・・お~うい。」(つんつん)
リム「所長、最近仕事中心でずっと所長室にこもってたんですよ。それをあなた達が入って来た事をいい事に、あの調子なんですよね・・・。」
ヒカル「へぇ・・・。そういえば、カズマも授業中は寝てばっかり・・・。」
リム「え?」
ヒカル「あ、何でもないですよ、えへへへ(やばい、バレるとこだったー・・・)。」
カズマ達が人間なのは誰にも言わない秘密である。
パウ「えーっと、このネジをここに入れて、端子はココだっけ?それと、このサーバーのプログラムをここに差し込んで・・・。」
ハルミ「うるさいなぁ。パウさん何してるのかな?」
カズマ「・・・。」
皆タッグ(?)を組んでいる頃、ただ一人窓の外を見ながらたそがれているカズマ。いつもの雰囲気は一切無い。
カズマ「(ハルミ・・・倉見音春実、か・・・)」
どうやらハルミの事を考えているらしい。断っておくが、カズマはハルミにホの字な訳ではない。
カズマ「僕と同じ名字ねぇ・・・妹なのかなぁ・・・?」
確かに、名字は同じ、更に同じ事を以前ハルミも考えていた。だが、妹のいた記憶など一切無い。ハルミは兄がいた事どころか、ほとんどの記憶を無くしているのだ。
カズマ「やっぱり・・・調べないといけないな。なんとなくスッキリしないし。さて、どう調べるか・・・。」
少し考えた後、カズマは手を見て、指(があるかは分からないが)を動かした。
カズマ「・・・パソコンにでも頼ろうか。きっと何かある。」
実はカズマはパソコンが得意中の得意なのである。チャオだから幾分タイピング能力が劣ってしまっているかもしれないが、やるしかない。
そう決めたカズマは・・・。
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