エピソード №23

例の博物館




エピソード №23 「捜査への参加」

ゼロ「ココがそうだけど?」

カズマ「ココかぁ・・・。」

従業員「ああ、ココは今立ち入り禁止だよ。」

カズマ「え?」

ゼロ「何でですか?」

従業員「今、警察が張り込み中でね、今のところは部外者の立ち入りを禁じられてるんだよ。」

カズマ「その部外者の中に例の人物がいるって考えてたりするんですか?」

従業員「おお、よく分かったねぇ。」

カズマ「・・・適当に言ったんですけど。」

「うむ、いい頭してるねぇ、君ぃ。」

カズマ「はい?」

後藤「後藤(ごどう)警部です。この事件の担当の・・・。君は?」

カズマ「あ、えーっと・・・(・・・って、名前?どうしよ?名前言ったらヤバい事になりそうだけど・・・)。」

ゼロ「ゼロです。で、こちらがカズマ君です。」

カズマ「(ぎぃやぁぁぁぁぁーーー!!○×△□☆◇#$&%・・・・・)」

カズマは寿命がなくなったように心の中で奇声をあげた・・・が。

後藤「そうか、ゼロ君とカズマ君か。宜しく。」

カズマ「(え?え?・・・た、助かったぁ)」

見事に生き返った。

後藤「カズマ君は、例の犯罪者と同じ名前だねぇ。しかも同じソニックチャオで・・・。」

カズマ「(ギクっ)まあ、偶然ですよ。僕も驚きましたよ。いろいろそっくりだし。」

後藤「そうかそうか。・・・じゃあ本題に入るとしよう。」

ゼ・カ「本題?」

後藤「うむ。君達の頭脳はなかなかの明晰だ。そこで、君達にも、捜査を手伝ってもらいたいんだ。」

ゼロ「捜査を・・・ですか?」

後藤「そうだ。それに、君達のように一般的なチャオもいると、ホシも君達の行動を目につけないだろう。だからこちら側も有利なんだよ。」

ゼロ「ははぁ・・・。」

後藤「どうだろうか?」

ゼロ「さて、どうする・・・」

カズマ「やらせて頂きます!」

ゼロ「(決断早っ!)」

後藤「そうか、それはありがたい。」

カズマ「(こんな大きいチャンス、見逃せる訳無い!)」

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このページについて
掲載号
週刊チャオ第221号
ページ番号
32 / 40
この作品について
タイトル
銃声が奏でる狂想曲
作者
冬木野(冬きゅん,カズ,ソニカズ)
初回掲載
週刊チャオ第206号
最終掲載
週刊チャオ第230号
連載期間
約5ヵ月18日