エピソード №13 LOADING

トシ「あと、その五年前もだ!」

ハルミ「今度は?」

トシ「確か、1歳くらいの子だ。名前は・・・・・・・・・・あ、思い出した!」

ハルミ「早く言ってくださいよ・・・。」

トシ「名前は、倉見音 春実!二、三日前にいなくなった子の妹だと思うけどな。」

ハルミ「え・・・?」

その時、ハルミは頭が真っ白になった事は言うまでもなかろう。

ハルミ(今から十年前・・・倉見音 春実が行方不明になった・・・名前が同じなだけ?でも明らかに話がうますぎる!カズマさんって・・・お兄さん!?)

ハルミ「トシさんっ!その話って、本当なんでしょうね!」

トシ「あ、ああ・・・そうだけど?」

ハルミ(・・・でも何で?今年になってなんで記憶が無いんだろう?気になる・・・。)

カズマ「あっ!ハルミー!ようやく起きたんだー!遅いぞー!」

ハルミ「あ、カズマさん!」

トシ「んっ?あんた等って、行方不明になった子と同じn」

ハルミはとっさに口を抑えた。

ハルミ「同じ名前って言いたんでしょ?グーゼンですよ、グーゼン!」

トシ「うーえんねぇ。」(ぐーぜんねぇ。)

カズマ「どーでもいいけど、起きるの遅いぞぉ?僕も一時間前に起きたんだからね?」

トシ「嘘つけぇ。十分くらい前だろ?」

カズマ「あーっ言うなよー!」

ハルミ「起きた時間なんてどうだっていいんじゃないんですか?」

カズマ「とりあえず、この町を見て回ろうよ!ハルミ!行こっ!」

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このページについて
掲載号
週刊チャオ第216号
ページ番号
21 / 40
この作品について
タイトル
銃声が奏でる狂想曲
作者
冬木野(冬きゅん,カズ,ソニカズ)
初回掲載
週刊チャオ第206号
最終掲載
週刊チャオ第230号
連載期間
約5ヵ月18日