エピソード №13 LOADING
トシ「あと、その五年前もだ!」
ハルミ「今度は?」
トシ「確か、1歳くらいの子だ。名前は・・・・・・・・・・あ、思い出した!」
ハルミ「早く言ってくださいよ・・・。」
トシ「名前は、倉見音 春実!二、三日前にいなくなった子の妹だと思うけどな。」
ハルミ「え・・・?」
その時、ハルミは頭が真っ白になった事は言うまでもなかろう。
ハルミ(今から十年前・・・倉見音 春実が行方不明になった・・・名前が同じなだけ?でも明らかに話がうますぎる!カズマさんって・・・お兄さん!?)
ハルミ「トシさんっ!その話って、本当なんでしょうね!」
トシ「あ、ああ・・・そうだけど?」
ハルミ(・・・でも何で?今年になってなんで記憶が無いんだろう?気になる・・・。)
カズマ「あっ!ハルミー!ようやく起きたんだー!遅いぞー!」
ハルミ「あ、カズマさん!」
トシ「んっ?あんた等って、行方不明になった子と同じn」
ハルミはとっさに口を抑えた。
ハルミ「同じ名前って言いたんでしょ?グーゼンですよ、グーゼン!」
トシ「うーえんねぇ。」(ぐーぜんねぇ。)
カズマ「どーでもいいけど、起きるの遅いぞぉ?僕も一時間前に起きたんだからね?」
トシ「嘘つけぇ。十分くらい前だろ?」
カズマ「あーっ言うなよー!」
ハルミ「起きた時間なんてどうだっていいんじゃないんですか?」
カズマ「とりあえず、この町を見て回ろうよ!ハルミ!行こっ!」
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