エピソード №11

カズマ「ハルミ!ハルミ!!起きろよぉ!!」

ハルミ(・・・か、カズマさん?)

カズマ「ちょっと待ってね・・・・・・・・・・。」

カズマはとっさに縄をほどいた。

ハルミ「あ、ヒカルさんとヤイバさんは・・・。」

カズマ「えっ・・・。」

ハルミ「・・・。」

カズマ「と、とりあえず、早く脱出しなきゃだよ!」

ハルミ「え?」

カズマ(お~い、ずっと気絶してたんですかぁ~?)




エピソード №11 「犯罪を犯し、犯罪者を追う」









とりあえずラチがあかないので、あと10分でこの場所が爆破される事「だけ」話した。

ハルミ「えええっ!?何でですか!?」

カズマ(説明してる間に爆発しちゃうよ~。)

とりあえずラチがあかないので、今までの事を全て「あらいざらい」話すことになった。

ハルミ「えーっと・・・つまり?」

カズマ「・・・・・・・・・・とにかく脱出!いいね!?」

ハルミ「あ、はい!」

カズマ(あと何分になっちゃったんだろ?)

ハルミ「あ・・・でも、カズマさんが銃でドアを壊せたなら、そこも壊せると思うんですけど・・・。」

カズマ(結局理解してたんじゃん!)「それじゃぁ・・・。」

ガウン!!(今回はこの銃声ね)

カズマ「爆風がどこまで行くか分からないから、急ぐよ!」

ハルミ「はい!」

と、突然横から猛スピードで走り去る配達トラックを見つけた。

ハルミ「あれ?どうしたんでしょうね、あのトラック・・・。」

カズマ「・・・まさか、アレの中に?」

ハルミ「二人がいるかいないかですか?」

カズマ(絶対全部理解してるなコレ!)「とりあえず、追っかけよう!」

ハルミ「あの・・・。」

カズマ「ん?」

ハルミ「EXギア、無いですけど・・・。」

その台詞をモロに喰らったカズマは、しばらく石化状態となった。

カズマ「・・・・・・・・・・だぁーっ!そこら辺の車でも使う!」

ハルミ「えええええー!!?で、でもカズマさん無免許じゃ・・・。」

カズマ「いいよ別に!やり方知ってるし!」

ハルミ「でも!勝手に使ったりしちゃ・・・。」

カズマ「どーせ元から犯罪者じゃー!」




そして・・・。




カズマ「まるでシ○○ウ・○・ヘ○○ホ○○みたいだな・・・。」

ハルミ「本当に大丈夫ですか?」

カズマ「うん。それじゃ、行くよぉー!」

そして、深夜 0:00
一台の車はスタートを切った・・・。

このページについて
掲載号
週刊チャオ第215号
ページ番号
18 / 40
この作品について
タイトル
銃声が奏でる狂想曲
作者
冬木野(冬きゅん,カズ,ソニカズ)
初回掲載
週刊チャオ第206号
最終掲載
週刊チャオ第230号
連載期間
約5ヵ月18日