エピソード NO,4

カズマ「・・・朝になっちゃった。」

ヒカル「これからどうする訳?」

2人・・・いや、2匹で相談する事にした。

カズマ「あ、バス!」




エピソード NO,4 「音速逃亡」









カズマ「バス・・・よしっ!ヒカル、ついて来て!」

ヒカル「え、何?お金無いわよ?」

カズマ「へーき!」

僕の考えた策・・・それは、「バスの上に乗る」事だった。

カズマ「うっわぁー!風つよーい!」

ヒカル「アンタねぇ、どう言う考えしたらこんなになるの!?」

カズマ「まあそれはいいとして・・・。」

ヒカル「よくない!」

カズマ「これ、何処行くんだろ?」

正直、何も考えないで移動していた。今さら考えているのも何だが。
そんな考え方をしている内に、何か事件の時に聞くような音に気付いた。

カズマ「何だろこの音?」

ヒカル「・・・パトカーが来てるぅーーー!!!」

カズマ「え、ホント?おーい!やっほー!」

僕は何とか立ってパトカー宛に手を振った。

ヒカル「何してんの!?」

カズマ「いいじゃん!せっかくパトカーに出くわしたんだからさ。」

「そこの2匹のチャオ!今すぐバスから降りなさい!」

カズマ「だってさ。どうする?」

ヒカル「え、えーっと・・・」

カズマ「・・・うーん、捕まっちゃうからこのまま行っちゃおうよ!」

ヒカル「でもそれだと回り込まれて捕まるでしょ?うーん・・・。」

カズマ「じゃあさ、このバス占領しちゃう?」

ヒカル「・・・そ、それしか無いかも・・・で、でも・・・。」

カズマ「じゃ、決まり!行くぞぉ!」

ヒカル「あ、ちょ、ちょっと!」

で、このバスを占領する事にした。

バリーン!(窓を割りましたぁ♪

カズマ「こんちはー!危ないから降りる人は降りてねぇ!」

ヒカル「この状況下降りられる人はいない!え、えーと・・・なるべく被害は喰らわせないので、皆さんは・・・あーもーとにかくやりたい事やってなさい!カズマ!・・・あれ?カズマ!?」

カズマ「いいものはっけーん!EXギアだよー!」

ヒカル「何でこんなトコあるの?ってツッコミ入れたいけど、ちょうどいいから無し!」(いや、本当にツッコミ入れたいけど・・・)




バリーン!(またぁ?さっき割った窓からでろよ・・・




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このページについて
掲載号
週刊チャオ第208号
ページ番号
6 / 40
この作品について
タイトル
銃声が奏でる狂想曲
作者
冬木野(冬きゅん,カズ,ソニカズ)
初回掲載
週刊チャオ第206号
最終掲載
週刊チャオ第230号
連載期間
約5ヵ月18日