エピソード NO,2
カズマ「・・・あ、いててて・・・あれ?」
いつの間にか縛られている。いや、そんな事はどうでもいいだろう。(いや、どうでもよくないが)
何故なら・・・。
カズマ「ソニックチャオになってるーーーーー!!?」
エピソード NO2 「違う体」
カズマ「え?え?何で?何がどうなってんの?」
まず混乱した。ゲームでたまに仲間に攻撃する混乱ではないが。(殴
カズマ「えーとたしか・・・チャオ追っかけてて、地下駐車場入って・・・ああーーっ!たしかその後誰かが後ろから殴ってきたんだ!・・・っけ?」
まだ混乱が抜けていないようだ。
カズマ「えーっとその前に・・・僕に巻き付いてるこれをどうにかしなきゃな・・・ん?」
目に入ったのは・・・銃だ。
カズマ「銃だぁ~♪一度撃ってみたかったんだよねぇ♪」
・・・そんな事気にして何になるのだろうか。
カズマ「よし、取りに行・・・あれ?」
カズマを縛り付けている縄は後ろのパイプの方に伸びていた。
カズマ「ええー?ウソー?取れないよぉ。使いたいよぉ。」
そんな銃への執着心がどこから沸いて来るのだろうか。
そんな時、目の前の扉の窓から誰かが覗いてきた。
「・・・どうやら、成功ですね。」
「ああ。失敗の方がよかったが。」
カズマ「誰ですかぁ?」
「・・・」
「・・・」
カズマ「少しは返事してよ。それが礼儀って奴でしょ?」
とんでもなく危ないチャオだ。これではキャラ紹介の「ごく普通」では無い。
「貴様、自分がどんな立場か分かってな・・・。」
「まあいい。ほおっておけ。実際、なにも出来ないチビだ。」
カズマ「だーれがチャオになるほどのミニチュアどチビかぁーーー!!!」
「・・・このリアクション、懐かしいですね。」
「バカか。さっさともう1匹も見るぞ。」
そう言って、黒服は去った。
カズマ(もう1匹って・・・まさかヒカル?)
30分後
カズマ「・・・う~、体がモゾモゾするぅ。もうそろそろ夜になっちゃうよぉ。」
あいにく、まだ夜ではない。
さらに30分後
カズマ「うわわわわわぁ!!関東大震災ぃ~~~!」
関東大震災では無い。が、地震なのは確かだ。
カズマ「・・・収まった・・・。」
その時、目が光った。
カズマ「おお~♪銃が足元にぃ♪」
もちろん、取る意外に選ぶ選択肢は無い。
カズマ「うう~ん。銃握るだけでも扱いって難しいねぇ。」
勿論、縛られているからである。とにかく、巻きついた縄を狙って・・・。
ガウン!!(銃声でございます)
カズマ「・・・ふう。ほどけた。うわぁ、体がガチガチだぁ。」
そのガチガチした体を動かして、部屋の外に出た。
カズマ「寂れた所だなぁ・・・ところで・・・ヒカルどこ?」
しばらくいろんな場所を歩いた。まるで迷路のように。
30分後(3回目だ)
カズマ「はぁぁぁぁ・・・疲れた。・・・あ、黒服!」
カズマはそこらの場所に隠れた。何処かは知らんが。
「こっちも成功ですね。」
「ああ。・・・しかし都合がいいものだ。」
ヒカル「ちょっと!ここから出しなさいよ!」
「・・・性格は、人間のままのようですね。」
「当たり前だ。」
ヒカル「人の話を聞けー!」
「フン。所詮何も出来ないチビが何をほざいてる。」
カズマ「だーれが微生物よりも更に小さいどチビかぁーーー!!!」
「んなっ!?さっきの!」
カズマ「・・・あ、やべっ!」
「チ、捕まえろ!」
カズマ「えええっ!?」
ヒカル「このバカ!なにバレてんのよ!」
カズマ「あははは・・・ヒカルはヒーローのヒコウヒコウですか。」
ヒカル「なんでそこの事言うの!」
カズマ「まあまあ、ちゃんと牛乳飲んでる?」
ヒカル「あんたもね。」
・・・
カズマ&ヒカル「飲んでおけばよかったなぁ。」
カズマ「・・・さてと、そろそろ脱出しますか。」
ヒカル「どうやって?」
カズマ「へっへーん♪ちゃんと銃もってるもんね♪」
ガウン!!×2(またもや銃声)
カズマ「これでオッケー!あと1つ銃があったから、はいっ!」
ヒカル「ありがと、それじゃ・・・。」
カズマ「本格的に脱出と行きますか!」
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