エピソード NO,1
カズマ「あ、逃げた!!」
ヒカル「・・・追っかけるの?」
カズマ「うん。だって危ないだろ?」
ヒカル「はあ。分かったよ。」
エピソード NO1 「好奇心が呼ぶ危険警告」
2人はその2匹のチャオを追いかけた。好奇心に従って。もはや恐怖心など無いだろう。
暗い裏道、ただチャオを追いかける事だけに集中する。
そして・・・事件が起こる時は刻一刻とせまっている・・・。
カズマ「あ、地下駐車場の中に逃げた!」
ヒカル「・・・ちょっと待って。・・・これ、すっごく怪しくない?」
カズマ「何で?」
ヒカル「見れば分かるでしょうが!地下駐車場にしてはどこにも一般車は無いし、大型トラックしか無いし、オマケに普通より広すぎるじゃない!」
カズマ「へぇ~。これって普通の地下駐車場じゃないんだ。」
ヒカル「・・・あんたねぇ。」
そういいながらも、すでにその不可思議な地下駐車場の中をすでにさまよっていた。
カズマ「・・・にしてもさっきのチャオ、どこに行ったんだろ。全然見つからないよ?」
ヒカル「私に聞かないでよ。大体あんたの好奇心のせいでこんな所にいるんだからね?」
バキィっ!!!×2
・・・・・・・・・・・ドサっ×2
その音は、好奇心のみでさまよっていた2人を気絶させた音だった。
その張本人は、後ろにいる2人の黒服である。
「・・・こいつら、どうします?」
「ちょうどいい。こいつらをあの実験に使おう。」
「え、マジですか?まだ人間には試してない実験ですよ?」
「だからこそこの2人を使うのだ。ここを知られては困る。」
「ほほう。成功しても失敗しても、こっちの得ですか。」
「・・・私は失敗を望むがな。」
「そうですか。」
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