~第四章・前編~

あらすじ
いろいろあって、俺、修行する事になったんだよね
理由?とりあえずKENKAトーナメントで優勝するため
最終目標が、ヘヴンズタウンで・・・・・・まぁ、そういういことだ


見知らぬ山奥で、修行する事になった俺たち
かったりぃけど、これも、俺の夢のためだ

作者「くどいようですが、ゼロ君は騙されていると気づいておりませんので」

俺が目を輝かせていると・・・・・・

親父「よし!早速修行開始だ!やろうども!ぬかるんじゃねぇぞ!!」

やろうどもってなんだよ
俺しかいねーだろーが
ってーか、某空賊のセリフパクってんじゃねぇよ(ってか、なんで知ってんだ)

ゼロ「んで・・・修行って・・・なにやんの?」
俺は、拳を振り上げてすっかり某空賊の長男になりきっている親父に聞く(某空賊が何のことか知りたければ、ロッ〇マンDASHをプレイするこったな)
親父「んーと・・・・・・なにやりたい?」

聞くなボケ
修行にやりたいもくそもねぇだろ

親父「とりあえず滝に打たれるか!修行の定番だろーが」
何威張ってんだ親父

そういうと、親父は歩き出した

俺はトコトコと親父の後ろをついてゆく

数分後・・・・・・・・・・

親父「・・お~・・・見ろゼロ!」
ゼロ「・・・・・・でけぇな・・・」

着いた先には、けっこうでかい滝があった・・・
高さは三十メートルぐらいはあると思う

そして目の前には、小さい川が広がっている・・・
そして滝の下には、「打たれてください」といわんばかりに、
都合よく岩があった・・・

親父「・・し・・・くぞ・・・」
ゼロ「あ?なんだって?」

水の音でよく聞こえない
俺がもう一度聞き返すと・・・
親父「よっこらせ」
ゼロ「え?」

親父は俺を無視して、俺の首根っこ(と思われる部分)を掴んだ
・・・・・・まさか・・・

親父「うぉぉぉらあぁあぁっ!!!」
ゼロ「・・・・・・また?」

親父は、滝に向かって俺を思いっきり投げ飛ばす
俺は滝を突き抜け、奥の岩場に激突する

ゼロ「何度も同じネタ使うなよ親父・・・」
俺は激突する瞬間、くるりと体の向きを変え、岩場に足を向けた
・・・まぁ、要は耐えたということさ

親父「とぅあぁっ!!」
親父は掛け声とともに、勢いよくジャンプしてくる
そのときの表情を一言で表すなら・・・・・・「ヤバイ」
どんな風にヤバイのかは、想像してくれや
そして親父は、そのまま先ほどの「都合よくあった岩」の上にすたっと立つ
そして、あぐらをかいて座る(座禅っつーのか?)

親父「オラゼロ!お前も来い!」
人を投げ飛ばしといてどういうつもりですかあんたは

とりあえず俺も親父の横に座る

そして、俺たちは滝に打たれた・・・
・・・結構痛ぇなこれ・・・

後編へ続く 

このページについて
掲載号
週刊チャオ第28号
ページ番号
7 / 16
この作品について
タイトル
ジンコーセーメータイ列伝
作者
宏(hiro改,ヒロアキ)
初回掲載
週刊チャオ第26号
最終掲載
週刊チャオ第33号
連載期間
約1ヵ月19日