第二章『風に向かって』後編

チャオの石像のある村へ急ぐオニキスとチクク、
そして、マジロに吸い込まれてしまったルビー。
果たして、３人の運命は！？



オニキス「ルビーが消えた！？あいつ、死んじまったのか！？｣

チクク「分からない。さっきまではかすかにいた・・・。」

オニキス「俺は、死んでないと思う。あいつはだいじょうぶだ。
　　　　　俺達は俺達で先を急ぐぞ！！｣

チクク「分かった｣


老師「待っておったぞ」

オニキス「時間が無い。老師、急いでくれ！！｣

石を石像にかざすと・・・。

アメジスト「うぅ～ん、ここ、どこ？」

オニキス「説明している暇は無い。洞窟にいくぞ！！」

アメジスト「う、うん！！分かったわ！！」



洞窟では・・・。

ルビー「だせー！！ここからだせええぇぇ！！！」

マジロ「どうせ出れねーぞ！！俺の体は鋼鉄の様に硬いんだぞ」

ルビー「ど、どうすれば・・・。」

マジロ「一生そこにいろ！！・・・と言いたい所だが・・・
　　　　そろそろ溶かそっかな～」

と、そこへ・・・

アメジスト「ウィンドカッター！！」

スパッ
マジロの尻尾が切れました。

マジロ「いっ痛い～。何故だ、何故切れる！？
　　　　・・・と考えるより、逃げろ～｣

オニキス「逃がすか！！シャドーリング！！！」

影の輪が、マジロを縛りつけます。

アメジスト「今よ！！サイクロンキック！」

どががぁ～ん！！！

マジロ「うげ！！」

ルビーが出てきました。

ルビー「もう許さねぇぞ！！フラッシュアロー！！」

マジロ「ぎゃあああぁぁ！！」

マジロを倒しました。


ルビー達は無事、村に帰ることができました。

チクク「おぉーい」

待っていたチククが叫びます。

老師「無事に戻ってこれて、よかったよかった」

ルビー「それじゃ、俺達はこれで・・・」


こうして、アメジストも仲間に加わり、
旅はまだまだ続きます・・・・・。