第二章『風に向かって』前編

1匹目、オニキスを助け出したルビー。
子供チャオ、チククもいっしょです。

ルビー「なあチクク。お前、技とか武器とか持ってるのか?」

チクク「コレ」

ルビー「!!」

オニキス「吹き矢!?」

チクク「あと・・・」
   (こうゆうの)

オニキス「念話か・・・」

ルビーとオニキス「・・・・・」


・・・と言いつつも、旅を続けるルビーたち御一行。

その時。

オニキス「!!おい、あれってアメジストの凧じゃないか!?」

ルビー「たしかにあれはアメジストのだ」

チクク「白い翼だ」

アメジストは、風を読んで凧に乗り、
自由に空を飛ぶ事ができます。
白い鳥のような凧です。

オニキス「ちょっと待て。たこの周りにいるの、
     この近くの村のチャオだぞ!」


凧を返してもらおうと近づいていくと・・・。

村チャオ1「だれだ!」

ルビー「俺は、ジュエルチャオのルビー。
    その凧は俺の仲間のものだ。返してくれ」

村チャオ2「嘘をつくな!!どうせまた、魔人の仲間だろう」

オニキス「本当の事だ。凧を返してくれ」

村チャオ3「いやだね。この凧は村の宝だ。
      主に供えるんだ」

ルビー「主!?主って誰なんだ?」

村チャオ1「お前達の知ったこっちゃない」


と、凧を運ぼうとした時、
いきなりチャオ達が散り散りになりました。

チクク(さがれ。この翼はジュエルチャオ様の物だ)

チククが吹き矢を構えています

チクク(チククの針は鋭いぞ。さがれ)

ルビー「チクク、何はやまったことしてるんだ!?」

チクク(翼返さないと言った。チクク戦う)



ルビー達の運命はいかに!? 

このページについて
掲載号
週刊チャオ第122号
ページ番号
4 / 36
この作品について
タイトル
ジュエル・ファンタジー
作者
もぐもぐら(木琴)
初回掲載
週刊チャオ第112号
最終掲載
週刊チャオ第123号
連載期間
約2ヵ月19日