第一章『仲間』後編

小さな家に住む大ババとチクク。
そこで見たものとは!?


ルビー「あ、あれは!?」

ルビーの見た棚にはチャオの石像がありました。

ルビー「あのチャオは・・・オニキスだ!」

なんと、封印されたジュエルチャオの中の1匹、オニキスです。

大ババ「そうじゃ。ある日突然、チククとオモチャオが
   持ってきてな。」

ルビー「でも、宝石がないと・・・」

大ババ「そのことじゃが、占ってみたらな、
    北西に言ったところに川がある。
    その川の上流の泉にあるそうじゃ」

ルビー「本当ですか!?」

大ババ「そうじゃ。だがな、これだけは注意してくれ。
    戦いが待っているともでている」

ルビー「わかった!!すぐ行ってくる!!!」


ルビーは、大ババ様に言われたとうり、北西の
泉に行きました。

そこに、キラキラ黒光りするものがありました。

ルビー「あれは・・・オニキス!」

ふとルビーが手をのばした時、右手に
黒い物が刺さりました!

ルビー「だれだ!?」

そこには、1匹のコアクマが・・・。

ルビー「そうか、お前魔人の使いだな!」

コアクマ「そうだ。魔人様は、他のジュエルチャオの
     封印を解くのを阻止しろと言ったが・・・。
     1匹なら俺で十分だ!」

そう言ったとたんコアクマが襲いかかってきました。

ルビー「けっこう素早いな・・・。
    こうなったら目くらましだ。
    フラッシュ!!」

ピカアアアア・・・

コアクマ「ぎやあああ!」

ルビー「そうか、あいつは光が苦手なのか!!
    それなら、フラッシュアロー!!」

コアクマ「ニギャアアアーー!!!」

コアクマは、煙のように消えてしまいました。
が、声だけ残って

コアクマ「おぼえてろよー!」

と、聞こえました。

ルビーは、無事にオニキスを持って
大ババ様の家に帰って来ました。

宝石を石像にかざすと、両方が光り出し、
オニキスは元に戻りました。

オニキス「ここは、いったい・・・?」

ルビー「ここはな・・・・・・・」

ルビーは、今までのことをオニキスに話しました。

オニキス「そうゆうことか・・・。よし!
     俺もついていくぞ!!」

大ババ「そのほうがよかろう。
    あと、石像の位置を地図に描いておいたぞ」

ルビー「ありがとう!!」

チクク「チククも行く!」

大ババ「チクク、お遊びじゃないんだよ」

チクク「チクク、足手まといにならない」

オニキス「しょうがない、連れて行くか?」

ルビー「そうだな」

このページについて
掲載号
週刊チャオ第122号
ページ番号
3 / 36
この作品について
タイトル
ジュエル・ファンタジー
作者
もぐもぐら(木琴)
初回掲載
週刊チャオ第112号
最終掲載
週刊チャオ第123号
連載期間
約2ヵ月19日