第一章『仲間』前編
    仲間をもとにもどす旅に出たルビー。
けれども手ががりは見つからず、
途方にくれていました。
ルビー「ハアハア。今のところはサファイアが一つ。
    この調子だと、全員もどすのは大変だな・・・。」
???「ガササ」
ルビー「ん?」
???「ジュエルチャオさまだ!!
    大ババ様にしらせないと」
ルビー「・・・今のは?」
そこへ、古めかしい一体のオモチャオが来ました。
オモチャオ「大ババ様が会いたがっております。
      私についてきてください。」
オモチャオについていくと、そこに小さな家がありました。
ですが、中をのぞいても、子供のチャオが一匹、
ちょこんと座っているだけです。
???「大ババ様、この奥にいる。
    準備してる。ちょっと待ってて。」
ルビー「大ババ様ってどんな人なんだ?」
???「このへんで一番の年寄りで、たしか105歳こえてる。
    占いが得意で、すごくよく当たるんだよ」
その時、一匹の老婆チャオが出てきました。
???「大ババ様!」
大ババ「やや、ジュエルチャオさまだね。占いは当たったか・・・。
    連れて来たのはチククだね?」
チクク「見つけたの、僕。連れて来たの、オモチャオ」
大ババ「そうかいそうかい、ありがとさん。
    お前さんは、ルビーだね?
    ココに呼んだのは、他でもない。
    お前さんな仲間のことだ」
ルビー「!?」
大ババ「後ろの棚を見てみな・・・」
棚にあったものとは!? 

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