第一章『仲間』前編

仲間をもとにもどす旅に出たルビー。
けれども手ががりは見つからず、
途方にくれていました。

ルビー「ハアハア。今のところはサファイアが一つ。
    この調子だと、全員もどすのは大変だな・・・。」

???「ガササ」

ルビー「ん?」

???「ジュエルチャオさまだ!!
    大ババ様にしらせないと」

ルビー「・・・今のは?」

そこへ、古めかしい一体のオモチャオが来ました。

オモチャオ「大ババ様が会いたがっております。
      私についてきてください。」

オモチャオについていくと、そこに小さな家がありました。

ですが、中をのぞいても、子供のチャオが一匹、
ちょこんと座っているだけです。

???「大ババ様、この奥にいる。
    準備してる。ちょっと待ってて。」

ルビー「大ババ様ってどんな人なんだ?」

???「このへんで一番の年寄りで、たしか105歳こえてる。
    占いが得意で、すごくよく当たるんだよ」

その時、一匹の老婆チャオが出てきました。

???「大ババ様!」

大ババ「やや、ジュエルチャオさまだね。占いは当たったか・・・。
    連れて来たのはチククだね?」

チクク「見つけたの、僕。連れて来たの、オモチャオ」

大ババ「そうかいそうかい、ありがとさん。
    お前さんは、ルビーだね?
    ココに呼んだのは、他でもない。
    お前さんな仲間のことだ」

ルビー「!?」

大ババ「後ろの棚を見てみな・・・」


棚にあったものとは!? 

このページについて
掲載号
週刊チャオ第122号
ページ番号
2 / 36
この作品について
タイトル
ジュエル・ファンタジー
作者
もぐもぐら(木琴)
初回掲載
週刊チャオ第112号
最終掲載
週刊チャオ第123号
連載期間
約2ヵ月19日