第45話「アロウの初バトル」
あらすじ 敵の塔にてザコ敵との戦闘が・・・。
ゲート「ロケット・スラッシュ!」
ゲートは敵の軍勢に突っ込み、大きく剣を振り払った。
そして、数人が吹き飛び、倒れた。
アルバート「アンダー・スマッシュ!」
アルバートは一人ずつどんどんと倒していく。
さて、肝心のアロウは・・・。
敵「うぎゃあああああ!」
13人ほどの敵は奇声を上げながらアロウに襲い掛かる。
アロウ「ひ、ひいいいいいい・・・。」
アロウは頭を抱えて逃げる。
ミール「チリー・ストーム!」
その声の直後、敵の真下の地面から、氷のトゲが飛び出し、敵を襲った。
アロウが後ろを見ると、ミールがハンマーを床に構えていた。
ミール「ふう・・・。間に合った・・・。」
アロウ「み、ミールさん!」
ミール「あんた、一度戦ってみるっていったやろ。それなら!逃げずに立ち上がりなさい!」
ミールがアロウに一喝する。
アロウ「で、でも・・・どうやって攻撃すれば・・・。」
ミール「だいじょうぶ・・・、その槍、あんたの先祖の思念がやどっとるんやろ。それを信じてみ、きっと力がみなぎるわよ。」
アロウ「槍を・・・信じる?」
アロウは槍を見る。
ミール「そう、あたしもこの武器を信じてこれたんだから、あんたも前向かないと!」
アロウ「わ、わかりました。」
アロウは目をつぶる。
すると、声が聞こえてきた。
「我は・・・お前の祖先「アーク・エメラルド」・・・。お前の隠された力がたった今目覚めた・・・。」
アロウ「・・・・・。」
そのとき、一人の敵が襲い掛かる。
???「弱虫めえ!消えろ!」
アロウ「ニードル・ジェット!」
そのとき、アロウの槍が前に飛び出す。
アロウ本人はやりに引っ張られる。
そして、槍は敵を吹っ飛ばした。
「ぐああああああああ!」
ゲート「おお、やるなあ!」
遠くから見ていたゲートが感心する。
「おい、スキだらけだ!」
と、ゲートの周りの敵たちが一斉に銃を撃つ。
ゲート「残念だな!ストーム・ミラー!」
ゲートは難なく敵の攻撃を跳ね返し、返り討ちにした。
そして・・・。
アルバート「ふう・・・。全員倒したぞ・・・。」
彼らの目の前は気絶した敵ばかりだった。
中には壁を突き破って飛ばされた敵もいた。
ミール「あんま、歯ごたえなかったね。」
ゲート「ごもっとも。」
ゲートとミールは余裕たっぷりだ。
アロウ「はあ・・・はあ・・・。」
アロウは初めての戦いで、しかもやりに振り回されっぱなしだったので、疲れている。
ミール「お疲れ!やればできるやん!」
ミールはアロウの頑張りをほめる。
アロウ「あ、ありがとうございますぅ・・・。」
アロウは非常に弱く返事をする。
アルバート「よし、そろそろ上へ進もう。」
四人は立ち上がり、階段へ歩き出す。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
と、場面は変わり、塔の屋上。
そこには十戦士、デュブリスとブラスターがいた。
彼らの目の前にはモニターに移る四人がいる。
ブラスター「一階、突破か。」
デュブリス「なるほど、あいつらもなかなかの実力だね。」
ブラスター「だが、この塔は4階建てだ・・・。」
デュブリス「そう、ここまでにはあと、2つ・・・。よし。」
デュブリスはここでベルを鳴らす。
すると、戦闘員が一人出てきた。
デュブリス「二階にリートを派遣してくれ。そして、三階には例のトラップを。」
戦闘員「了解しました!」
そういって、戦闘員は部屋を出た。
ブラスター「ふう・・・リートか。」
つづく