第43話「エメラルドの行方」

あらすじ ゲートのダメ調査でなぜかエメラルドの子孫、アロウを発見した。


ゲート「さあて、改めて聞くけど、お前なんて、名前?」

ゲートは、なぜかおびえているアロウに質問する。

アロウ「いや、僕怪しいチャオでは・・・。」

アルバート「むう、どうも、彼は僕たちに対して恐怖を持っているようだな・・・。」

アルバートは腕を組んだようなポーズでいう。(組めるのか?という突っ込みはなしで。)

ミール「うーん、じゃいっそこっちが先に自己紹介やろか?」

二人はその意見に賛成した。

ゲート「よし、オレはゲート・シュート!」

ミール「アタシはミール・ミル・サファイアよ。」

アルバート「アルバート・ルビー。つまり、君の仲間というわけだ。」

アロウ「そ、そうなんだ・・・。じ、じゃあ、じこしかさしぇてもりゃいましゅ・・・。」

アロウは緊張のあまり、セリフがめちゃくちゃになってる。

ミール「ああ、せんでええせんでええ。」

ミールはアロウを落ち着かせる。

ゲート「で、お前なんか宝石持ってる?」 

ゲートがそう聞く。どうやら、剣の強化がしたいようだ。(ゲートの剣は子孫の持つ宝石でパワーアップする。)

アロウ「!あ、あの・・・。」

急にアロウはあわて始める。

ゲート「ん?どうしたんだ?」

アロウ「本当にごめんなさい!もう、殺してしまってもケッコーです!どうか、どうか~!!!」

アロウは悲痛な声で叫んだ。

ゲート「・・・・・・・・・・・・・・はあ?」
ミール「・・・・・・・・・・・・・・ええ?」
アルバート「・・・・・・・・・・・・なに?」

三人はまるでうち合わせしたかのように同時にそういった。

アルバート「な、なにがあったのだ?」

アロウ「そ、それが・・・、盗られちゃったんです、「ウィンド・ストーン」というエメラルドが。」

ゲート「ま、マジか・・・。」

ゲートは開いた口がふさがってない。

ミール「んで、誰に掏られ(すられ)たん?」

ミールはとりあえず犯人が誰かを聞く。

アロウ「そ、それは・・・。」

???1「俺たちが盗ったんだよ。」

四人は後ろを振り向く。
すると、そこには4人チャオがいた。
2人は下っ端だが、もう二人は違う。

アルバート「お前達は?」

???1「デュブリス・エボル。十戦士の一角を担うもの。」

左のミズイロのチャオが名乗る。

???2「そして、ブラスター・エターナル。位は同じく。」

次に右のオレンジ色のチャオ。

ゲート「またGSか・・・。」

デュブリス「そう、そして、現在はその緑の末裔を消すのが指名。」

ミール「なるほど、大体読めたわ。だから、彼はバケツに隠れてたんやな・・・。」

アロウ「は、はいい・・・・。ちなみに、エメラルドは逃げる最中に落としてしまって・・・。」

アロウはバケツの影に隠れながら弱弱しくいう。

デュブリス「そして今はオレの手の中。」

デュブリスはエメラルドを見せる。

ブラスター「そう、君達は、消える。」

すると、前の戦闘員がどこからか銃を取り出し、発砲する。
その弾はエネルギー弾で、とても強力である。

ゲート「まかせろ!」

ゲートはすぐに剣を抜き、前に構える。
そして、回転させた。

ゲート「ストーム・ミラー!」

結果、弾は跳ね返され、下っ端2人に当たった。
そして、そのまま倒れた。

ゲート「さあ、観念しな!」

デュブリス「いや、ここを戦場にするのは性に合わない。だから・・・」

デュブリスは何かのリモコンを取り出し、押す。
すると、町のはずれで何か音がした。

デュブリス「この町の北に戦場を用意した。そこであおう。」

すると、二人はワープして消えていった。

つづく

このページについて
掲載号
週刊チャオ第146号
ページ番号
45 / 62
この作品について
タイトル
星の門の物語
作者
しぐま
初回掲載
週刊チャオ第130号
最終掲載
週刊チャオ第184号
連載期間
約1年28日