第40話「ゲート対ゲート」

あらすじ 二人のゲートが戦う。


ゲート「いくぜ!ロケット・スラッシュ!」

ゲートは闇ゲートに突っ込む。

闇ゲート「『ダーク・ストーム・ミラー』」

闇ゲートは剣を回転させる。
ゲートはそれにぶつかり、攻撃を反射される。

ゲート「くそ・・・何だあの技は?」

闇ゲート「覚えてないか?自分の技を。」

ゲート「オレの技・・・。そうなのか?」

ゲートはあのときのことを覚えてないため、頭が?になっている。

闇ゲート「ふん、まあ、いいさ。じゃあ、次は『ダーク・ロケット・スラッシュ』!」

闇ゲートはロケット・スラッシュとまったく同じ攻撃をする。

ゲート「なに?オレの技を・・・。」

ゲートは驚きながら、攻撃を食らう。
そして、吹っ飛ばされる。

ゲート「うわああああああああ・・・!」

闇ゲート「同じで当然だ。俺とお前は同じなのだから。ただ・・・俺はちょっと違う。」

闇ゲートはうっすらと笑いながら言う。
すると、剣が突然黒い光を放つ。

闇ゲート「闇の力により、てめえにない技ができるんだよ!『ダーク・サンダー・ラッシュ!』」

闇ゲートは空高くジャンプする。
そして、剣を下に向け、急降下した。

ゲート「あ、あの落下・・・、まさに「雷」だ!やばい!」

ゲートは逃げだす。

闇ゲート「逃がすかよ!」

闇ゲートは方向転換をしてゲートを刺す。

ゲート「ぐは・・・。」

ゲートは倒れる。

闇ゲート「やはり、この世は闇の天下だ。はははははははははは・・・。」

闇ゲートは大きく笑う。

ゲート「・・・・・・ばーか。」

ゲートは倒れた体制のままそういう。

闇ゲート「なに?まだ消えねーか。しぶとい。」

ゲート「さっきもいったが、そんなことにはさせねえ!」

すると、ゲートの体が白く光る。
そして、体が起き上がっていく。

闇ゲート「ば、バカな・・・。」

闇ゲートはその強い光の力に驚く。

ゲート「さあ、覚悟しな。」

メテオ・セイバーが強力な光を放つ。
光の力が集まった証拠だ。

ゲート「『セイント・ソウル・ブレイク』!」

ゲートはそのまま闇ゲートを叩ききる。
その直後、闇ゲートは苦しみ始める。

闇ゲート「まさか・・・・この俺が・・・だがなあ、俺はまだ消えねえぞ・・・。心の奥底にいつまでも残る・・・。復活まで、せいぜいあがくことだな・・・。」

闇ゲートは笑いながら消えた。

ゲート「や、やった・・・。勝った!」

と、突然ゲートは倒れ、意識を失う。

ゲート「あ、あれ・・・どうなって・・・・。」


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「ゲート!ゲート!」

ふたたび目が覚めたとき、目の前にはアルバートがいた。

ゲート「ん?アル・・・。」

ゲートは起き上がる。

アルバート「やっとおきたか!ふう、よかった。」

ゲート「ここはどこだ?」

ゲートは辺りを見回す。
そこは白い部屋だった。
足元を見ると、そこにはベッド。

アルバート「病院だ。ここで長い間お前は眠っていたんだ。」

ゲート「そうなのか?」

アルバート「さすがに、闇による体の負担が大きかったようだな。」

ゲート「?どういうことだ。」

アルバート「ああ、実はな・・・。」

アルバートは現実のほうで起こったことの一部始終を話した。
ゲートはその内容に驚きっぱなしだった。

ゲート「じゃあ、あの師範、死んじまったのか?」

アルバート「ああ・・・。さて、あと一時間したら、道場で師匠の葬式が始まる。お前もこいよ。」

ゲート「あ、ああ・・・。」

アルバートは病室を出ていった。

ゲート「闇・・・か。絶対に許すわけには行かないな・・・。」

つづく

このページについて
掲載号
週刊チャオ聖誕祭記念号
ページ番号
41 / 62
この作品について
タイトル
星の門の物語
作者
しぐま
初回掲載
週刊チャオ第130号
最終掲載
週刊チャオ第184号
連載期間
約1年28日