第35話「変幻自在」

あらすじ 暗黒化したゲートをとめるため、ミールとセージが立ちはだかった。

ミール「いくわよ、チリー・ストーム!」

ミールはハンマーで地面をたたいて地中からとげを出す。

ゲート「・・・・・・。」

ゲートは難なくジャンプでよける。

ミール「は、速い?」

ゲート「破壊・・・。『ブラック・ソウル・ブレード』・・・。」

ゲートの腕から黒い剣状のエネルギー波が出る。
そして、二人に斬りかかった。

セージ「まかせてください。」

セージは刀でゲートの攻撃を防ぐ。

セージ「いっておきますが、この刀「四魂」はそんな剣では敗れませんよ。」

セージは小さく微笑みながらいう。

ミール「すきありね!」

ミールはハンマーでゲートに殴りかかる。

ゲート「ふん。」

ゲートはもう片方の手からまたエネルギー剣を出す。
そのままその剣でハンマーを受け止めた。

ゲート「・・・・・・破壊する・・・。」

そして、ハンマーを受け流し、そのままミールに切りかかった。

ミール「きゃ!」

ミールは悲鳴を上げて倒れる。
そして、気を失った。

セージ「まずいな・・・一対一か・・・。」

ゲート「次は・・・お前・・・。」

ゲートは剣の片方を消しながら言う。

セージ「にしても、かなり強い・・・・。これも闇の力でしょうかね。」

セージはそうつぶやく。

セージ「アルバート君も無事だといいんですけど・・・。」


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アルバートとスリーエスはすでに戦いを始めていた。
アルバートは少し息が切れている。

アルバート「むう、さすがに手ごわいな・・・。」

スリーエス「次はー『スパイク・グランデス』!」

スリーエスの大剣から無数のとげが生える。
そして、アルバートに切りかかる。

アルバート「おっと・・・。」

アルバートは身をかがめ、かわす。

スリーエス「あまーい。」

すると、剣のとげが伸びる。
そのとげの一部がアルバートの体に刺さる。

アルバート「なに・・・。」

アルバートはそのダメージで倒れる。

スリーエス「わーはーは。」

アルバート「むう、あいつの剣・・・、威力が高い上に変幻自在だな・・・。やっかいだ。」

アルバートは対抗策を考える。
だが、依然浮かばない。

スリーエス「ほらほーらー!よそ見するんじゃなーい。」

スリーエスは再びとげの剣で切りかかる。
アルバートは一度よけ、すぐに後ろへ下がった。
そして、すぐにスリーエスに近づき・・・。

アルバート「アンダー・スマッシュ!」

アッパーはスリーエスに完璧にヒットする。
スリーエスは一瞬浮き上がった。

アルバート「やったか・・・。」

ところが、スリーエスはすぐに地面に着地し、すぐに剣でアルバートを切る。

アルバート「ぐは・・・。」

アルバートのダメージは大きく、気が遠くなっていく。
スリーエスはそれを見て笑いながらこういう。

スリーエス「ほーほーほ。ボクは回復能力があって、気を失わない限り、少しずつ回復していくのーだ。」

アルバート(な、なんだと・・・。となると、通常の技では絶対に勝つことはできない・・。どうする・・・。)

アルバートは倒れている間にも冷静に考える。

と、アルバートの顔つきが変わる。

アルバート(まてよ・・・・さっき、あいつはああいった・・・。よし、一か八かの賭けといくか・・・。)

アルバートの顔は希望で満ち溢れた。
スリーエスはそれを見て奇妙に感じる。

スリーエス「なーに、ニヤニヤしている。さあ、とどめをさーす。」

スリーエスは大剣をかまえ、剣に力をこめる。
大剣には黒いオーラが発生している。

スリーエス「さあ、死ぬがよーい!」

アルバート「残念だが・・・、そうはいかない。」

アルバートは笑いながらそういう。

スリーエス「なーに?」

アルバート「たった今、僕の勝利が目に見えた。さあ、いくぞ。」

スリーエス「勝利だあ?ふざけーるな!『ロングアップ!』」

スリーエスの剣が伸びていく。

スリーエス「闇に落ーちろ!」

スリーエスはそのまま切りかかる。

続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第144号
ページ番号
36 / 62
この作品について
タイトル
星の門の物語
作者
しぐま
初回掲載
週刊チャオ第130号
最終掲載
週刊チャオ第184号
連載期間
約1年28日